村上春樹
June 10, 2009
【BOOK】「courrier(クーリエ)」最新号

そして、
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【BOOK】再入荷しました。「1Q84」 (1)(2) 今なら間に合う。
April 25, 2009
【BOOK】村上春樹翻訳版「さらば愛しき人よ」。そのタイトルは・・

March 25, 2009
【BOOK】farewell,my lovely・・・さようなら、愛しい人・・・・

以前、当ブログで紹介した「ロング・グッドバイ」に続き、村上春樹氏の新訳によるチャンドラー第2弾「さようなら、愛しい人」がまもなく刊行される。
前科者、大鹿マロイは刑務所を出た足で、分かれた女を探して、街をさまよう・・1940年代、いやしき天使の街、ロスアンジェルスの夜を・・。彼とひょんなことから知り合った私立探偵のマーローは・・・ そして哀切のラスト・・・
全編に流れるリリシズムと非情な目が男と女の哀切な生を鮮烈に描き出す・・・大著「ロング・グッドバイ」と」比べて小粒な感がしないでもない本書であるが、完成度の高さ、切れ味のよさ、あふれる情感はこちらのほうが上か・・と思う。男に読んでもらいたい以上に女性にも読んでもらいたい。男心の愚かさが少しは理解してもらえるのではないかと思う。中にはそのセンチメンタルさにアレルギーを起こす方もいるかと思うが。
本書も「ロング・グッドバイ」のように清水俊二氏の訳で長年、親しまれてきた。村上春樹氏がこの名著をどのように翻訳するのか、楽しみである。

by S
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March 18, 2009
【BOOK】コーヒーをつぎ、タバコに火をつけたら、あとはぼくについてすべてを忘れてくれ。
October 12, 2008
三ッ寺本屋通信 第41号 by std.
☆☆☆
三ッ寺本屋通信
第41号 by std.
☆☆☆
2008年9月26日配信
■今週の名言■
自分ではうまくやれた、別の自分になれたと思っていても、そのうわべの下にはもとのあなたがちゃんといるし、何かあればそれが「こんにちは」って顔を出すのよ。
『ねじまき鳥クロニクル』 村上春樹 新潮文庫
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三ッ寺本屋通信
第41号 by std.
☆☆☆
2008年9月26日配信
■今週の名言■
自分ではうまくやれた、別の自分になれたと思っていても、そのうわべの下にはもとのあなたがちゃんといるし、何かあればそれが「こんにちは」って顔を出すのよ。
『ねじまき鳥クロニクル』 村上春樹 新潮文庫
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July 20, 2008
三ッ寺本屋通信 第35号 by std.
☆☆☆
三ッ寺本屋通信
第35号 by std.
☆☆☆
2008年7月4日配信
■今週の名言■
「他人から教えられたことはそこで終ってしまうが、自分の手で学びとったものは君の身につく。そして君を助ける。」
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上巻』村上春樹著 新潮文庫
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三ッ寺本屋通信
第35号 by std.
☆☆☆
2008年7月4日配信
■今週の名言■
「他人から教えられたことはそこで終ってしまうが、自分の手で学びとったものは君の身につく。そして君を助ける。」
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上巻』村上春樹著 新潮文庫
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March 30, 2008
三ッ寺本屋通信 第27号 by std.
☆☆☆
三ッ寺本屋通信
第27号 by std.
☆☆☆
2008年3月14日配信
■今週の名言■
『その人たちを包んで、河が流れていることです。人間の河。人間の深い河の悲しみ。そのなかにわたくしもまじっています。』
遠藤周作『深い河』遠藤周作著 講談社文庫続きを読む
三ッ寺本屋通信
第27号 by std.
☆☆☆
2008年3月14日配信
■今週の名言■
『その人たちを包んで、河が流れていることです。人間の河。人間の深い河の悲しみ。そのなかにわたくしもまじっています。』
遠藤周作『深い河』遠藤周作著 講談社文庫続きを読む
January 04, 2008
三ッ寺本屋通信 第21号 by std.
☆☆☆
三ッ寺本屋通信
第21号 by std.
☆☆☆
2007年12月21日配信
2007年最終号です。皆さま、素敵なクリスマスを。よいお年を。
年末年始は営業時間が少しイレギュラーです。最後に載せてますのでご確認を。
■今週の名言■
「いちばん大事なのはね、ムラカミさん、いちばん最後にくるのは、人間なんだ。」
『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』村上春樹著 新潮文庫続きを読む
三ッ寺本屋通信
第21号 by std.
☆☆☆
2007年12月21日配信
2007年最終号です。皆さま、素敵なクリスマスを。よいお年を。
年末年始は営業時間が少しイレギュラーです。最後に載せてますのでご確認を。
■今週の名言■
「いちばん大事なのはね、ムラカミさん、いちばん最後にくるのは、人間なんだ。」
『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』村上春樹著 新潮文庫続きを読む
March 30, 2007
三ッ寺本屋通信 第1号 by std.
☆☆☆
三ッ寺本屋通信
第1号 by std.
☆☆☆
2007年3月16日配信
会員登録ありがとうございました!記念すべき(?)メルマガ第1号です。電車の行き帰りに、待ち合わせの暇つぶしに、ゆっくり読んでやってください。長いです。切れちゃったらすみません・・・明日からのクーポンもありますよ。
■今週の名言■
<前略>・・・できあがったコーヒーに大島さんはほんの少しだけ、なにかのしるしのように砂糖を入れる。クリームは入れない。それが一番おいしいコーヒーの飲みかたなのだと彼は主張する。
『海辺のカフカ』村上春樹著 新潮文庫より
(解説)
カフカ少年(15歳)は、世界で一番タフな15歳であるために四国の図書館に住み込み、働き始める。そのカフカ少年に、図書館の先輩である大島さんがコーヒーの入れ方を教える場面。これは、憶測に過ぎないけれど、世間や人生がどんなに厳しいものであったとしても、ほんの少し甘えることは許されている、と大島さんはカフカに伝えているのかもしれない。もしくは、世界中で愛飲されているコーヒーのような完璧に思える飲み物でさえ、何かが足りないのだと言っているのかもしれない。
■今週の新刊■
「ロンググッドバイ」レイモンド・チャンドラー 村上春樹訳 早川書房
村上春樹が大切にしている小説ベスト3が「キャッチャー・イン・ザ・ライ」、「グレイト・ギャッツビー」そして、この「ロング・グッドバイ」らしい。というわけで、村上訳書三部作が出揃ったことになる。なんだかこの「ロング〜」だけが毛色が違うような気がするけれど、それはチャンドラーがハードボイルドという文脈で語られているからであって、それ以外はむしろなるほど、という気もする。チャンドラーは村上春樹と同じように会話や台詞が気持ちいいからだ。
と、偉そうに言ってみたところで実は書いている本人がまだ読んでいないので読んでみようかと。
■今週のニュース■
クリームチーズオブサン、ライブ決定!!
関西POPSシーンの最前線で活躍するクリームチーズオブサン。その全ての詞と曲を作っているのがVo.の原田茶飯事さん。なんてヘンテコリンな名前だと思ったけれど(もちろん本名ではないらしい)、曲を聴いて勝手に納得してしまった。茶飯事さんは、日常を大切に歌うから茶飯事さんなのだ。毎日というものは取り立てて大きな出来事が起こるわけではないけれど、でも小さな出来事のひとつひとつにもスポットライトを当てて大切にする。だから茶飯事さん。その名前にはきっとそんな決意が込められているような気がする。そのクリームチーズオブサンのライブが当店カフェで3月25日(日)15:00〜。チケットは当店で好評発売中。毎日が退屈だと感じているのなら、このライブを体験したあとは、茶飯事な日常がとても大切に思えてくるかも?
■今週のニュース(2)■
しまおまほさんサイン会開催!!
過去の記憶を遡って書くのは、かなり難しいことだと思う。それは何も、思い出は美しく脚色されてしまうからではなく、どんなに言葉を並べても当時の感動を再現することができないから。言葉にすると、あんなに感動したことも「なんだ、これっぽっちのものか」と思ってしまう。もちろん、これは素人の意見ですが。しまおまほさんは「まほちゃんの家」で登場人物や台詞はもちろん、その仕草や小道具まで、とてもリアルに活き活きと綴っている。小さな頃からとても観察眼の優れた人だったんだなと思う。そのしまおまほさんが3月31日(土)15:00から当店で「まほちゃんの家」発売記念サイン会を開催!当店で「まほちゃんの家」をお買い上げの方に整理券を配布中。この機会にぜひ「まほちゃんの家」を買って、サインをもらっちゃいましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。次回は3月30日(金)の予定です。
三ッ寺本屋通信
第1号 by std.
☆☆☆
2007年3月16日配信
会員登録ありがとうございました!記念すべき(?)メルマガ第1号です。電車の行き帰りに、待ち合わせの暇つぶしに、ゆっくり読んでやってください。長いです。切れちゃったらすみません・・・明日からのクーポンもありますよ。
■今週の名言■
<前略>・・・できあがったコーヒーに大島さんはほんの少しだけ、なにかのしるしのように砂糖を入れる。クリームは入れない。それが一番おいしいコーヒーの飲みかたなのだと彼は主張する。
『海辺のカフカ』村上春樹著 新潮文庫より
(解説)
カフカ少年(15歳)は、世界で一番タフな15歳であるために四国の図書館に住み込み、働き始める。そのカフカ少年に、図書館の先輩である大島さんがコーヒーの入れ方を教える場面。これは、憶測に過ぎないけれど、世間や人生がどんなに厳しいものであったとしても、ほんの少し甘えることは許されている、と大島さんはカフカに伝えているのかもしれない。もしくは、世界中で愛飲されているコーヒーのような完璧に思える飲み物でさえ、何かが足りないのだと言っているのかもしれない。
■今週の新刊■
「ロンググッドバイ」レイモンド・チャンドラー 村上春樹訳 早川書房
村上春樹が大切にしている小説ベスト3が「キャッチャー・イン・ザ・ライ」、「グレイト・ギャッツビー」そして、この「ロング・グッドバイ」らしい。というわけで、村上訳書三部作が出揃ったことになる。なんだかこの「ロング〜」だけが毛色が違うような気がするけれど、それはチャンドラーがハードボイルドという文脈で語られているからであって、それ以外はむしろなるほど、という気もする。チャンドラーは村上春樹と同じように会話や台詞が気持ちいいからだ。
と、偉そうに言ってみたところで実は書いている本人がまだ読んでいないので読んでみようかと。
■今週のニュース■
クリームチーズオブサン、ライブ決定!!
関西POPSシーンの最前線で活躍するクリームチーズオブサン。その全ての詞と曲を作っているのがVo.の原田茶飯事さん。なんてヘンテコリンな名前だと思ったけれど(もちろん本名ではないらしい)、曲を聴いて勝手に納得してしまった。茶飯事さんは、日常を大切に歌うから茶飯事さんなのだ。毎日というものは取り立てて大きな出来事が起こるわけではないけれど、でも小さな出来事のひとつひとつにもスポットライトを当てて大切にする。だから茶飯事さん。その名前にはきっとそんな決意が込められているような気がする。そのクリームチーズオブサンのライブが当店カフェで3月25日(日)15:00〜。チケットは当店で好評発売中。毎日が退屈だと感じているのなら、このライブを体験したあとは、茶飯事な日常がとても大切に思えてくるかも?
■今週のニュース(2)■
しまおまほさんサイン会開催!!
過去の記憶を遡って書くのは、かなり難しいことだと思う。それは何も、思い出は美しく脚色されてしまうからではなく、どんなに言葉を並べても当時の感動を再現することができないから。言葉にすると、あんなに感動したことも「なんだ、これっぽっちのものか」と思ってしまう。もちろん、これは素人の意見ですが。しまおまほさんは「まほちゃんの家」で登場人物や台詞はもちろん、その仕草や小道具まで、とてもリアルに活き活きと綴っている。小さな頃からとても観察眼の優れた人だったんだなと思う。そのしまおまほさんが3月31日(土)15:00から当店で「まほちゃんの家」発売記念サイン会を開催!当店で「まほちゃんの家」をお買い上げの方に整理券を配布中。この機会にぜひ「まほちゃんの家」を買って、サインをもらっちゃいましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。次回は3月30日(金)の予定です。