April 11, 2020

愛着

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感染症対策と経済対策は違うはずなのに、、、
まず国民の命や健康を守ることを優先するんじゃなかったの?
緊急事態宣言出したのに今さら何の調整をしているんやろか?
準備してなかったん?
宣言という割には悲壮感はないのね。
そら責任取らんわな、と思っている中川です。

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先日grafの服部さんとLINEでやり取りした。

TROPEの展示のことやコロナウイルスのことやら話していた流れで私が、
新店舗の施工ワークショップでお手伝いいただいた方々は本当にいい人ばかりだったけど、日々の生活、特に仕事のことで疲弊している人が多いように感じる
と言うと

服部さんから
愛着
という言葉が出た。

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愛着とサスティナブル、確かにそんな感じがする。
卑近な例になるけど、
私はなかなか物が捨てられない。
先日もスエットシャツを脱ぎ、Tシャツ(ヘインズMade in USA、アメリカもんに弱い)になると嫁はんに
『そのTシャツの後ろレースみたいでスケスケやで』
と言われた。
よくよく考えてみれば他に数枚あるヘインズも長く着ているから結構ダメージがあるはずだ。
これも愛着か?
長く着る=愛着は地球環境にやさしい。

ジーンズもダメージ加工やらには興味もなくひたすら穿いて穿きまくり、結果擦り切れる。
ちなみに嫁はんの車の走行距離は14万キロ。

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愛着はどこからやってくるのか?
何に対して愛着を感じるのか?
私の場合、愛着を感じるのはシンプルなものが多い。
クラフトマンシップが感じられるものか?
しかし大量生産品でも愛着を感じる。
ヘインズにクラフトマンシップを感じる人はいないだろう。
私の場合はアメリカに対する憧憬の念が強いが、憧憬も影響する?

そこに根源的なものを感じているに違いない。
薄っぺらくないもの。
時代を経ても残るもの。

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スタンダードブックストアの新店舗は間違いなくこれまで以上に私たちの好き放題が見える店になる。
ぜひそうしたい。
こんな状況下なのでオープンと同時というわけにはいかないが、自分たちが好きでないことはやりたくない。
我儘放題をしたいわけではなくて
私たちのつくる空間を、場を好きになってもらいたい。
そして
スタンダードブックストアという場を残したい
というより
時を重ねても残る場としてスタンダードブックストアをつくり込みたい。

ウィキペディアにあるような愛着を煩悩と捉えることは一旦お休みにして
愛着を今の自分たち日本人のコトバとして意味を考えてみる。
改めて愛着を考えると意外に難しい。
高価だから愛着が湧く?
世間の評価が高いから愛着が湧く?
チープと思えるものにも愛着が湧いたりするし。

ドイツの学生が指摘したように愛着をサスティナブルのヒントと捉えてみると
あらゆる場で愛着がなければ持続可能な社会にならない。
ひとりひとりが愛着のある生活をしなければ。

読書することを好きになっていただく。
自分たちがいいと思うものをどんどん紹介する。
真っ当な食を提供する。
楽しく有意義な時間を提供して下さるゲストをお呼びする。

スタンダードブックストアをつくるということは誠実か?
スタンダードブックストアに集う方々の心を平安な状態にできるのか?
愛着が湧かないええ加減なものを本当につくらないのか?
スタンダードブックストアは持続可能な社会に貢献できるのか?

また折に触れ愛着ということを考え続ける。

中川和彦



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