September 08, 2019
【BLOGNOYOHAKU】ニューヨーク公共図書館 〜 Code4Lib JAPAN カンファレンス2019トーク
先日嫁はんと『ニューヨーク公共図書館 エクリプス』を観た。
図書館の興味があるというのもあるし、9/8(本日!)大阪市立中央図書館で原田祐馬くんとトークするということもあって、、、(気軽にオファー受けすぎたかも)
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世界でもっとも有名な図書館とのことだがこの映画公開までそれを全く知らなかった(・・;)
実際に映画を観てみると驚愕の連続!(とは言ってるが3時間半にも及ぶ上映時間、かなり睡眠することになり見逃したシーン多し。恥ずかしや、、、)
とにかく我々が持っている図書館に対する概念をことごとく覆すのだ。
我が国のほとんどの図書館のように本の貸し出しをするだけの所ではなく(もちろんそれだけではない図書館もある)、地域の関連機関やグループと連携もしていて市民生活のすべてをサポートしている。
例えば、病気になればどの治療法が適切か図書館に調べに来る。なんとそこにいる司書は医学的な専門知識を持ち合わせ的確なアドバイスを与えることができ、webでも情報が検索しやすいように整理されていて(自宅にパソコンのない市民向けに貸し出すパソコンもあるしWi-Fiも完備)医師と対等に治療法について話し合える。市民であれば無料で図書館カードがもらえてこれらのサービスが無料で利用でき、市民以外でも有料でカード発行してもらえる。世界中どこでもデータが利用できるということだ。
託児所の相談もできるし、就職の相談も起業についての相談もできる。
市民のよろず相談所であり、オフィスであり、居間であり、もちろん書斎でもある。
利用者が来館しやすいような雰囲気をつくって、ともすれば『知の殿堂』となり関わりづらくなりそうな場のハードルを低くし、人間が誰でも持っているはずの自分でも気付かない知的好奇心に働きかけるような仕掛けを用意して、積極的に情報を得て図書館を使いこなす楽しみを市民に与えている。それはニューヨークだけでなくアメリカ国家の大きな財産となるに違いない。実際この図書館なしには今の自分はないと言い切る人が多いようにここは夢をかなえる場になっている。実際ここを利用した俳優、映画監督、ミュージシャン、実業家等々数えきれない。
利用者を顧客と呼びそのニーズに応えようとする姿勢はうらやましい限り。菅谷明子著『未来をつくる図書館』によると、公立ではなく公共=Public(NPOが運営)なので財政面、運営面で独立しているし、思想的にも独自のスタンスを貫きやすいようだ。僕も本屋のPublic性を追求したいと考えているのでニューヨーク公共図書館は大いに参考になる。
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興味があるかどうかはわかないけど僕と原田祐馬くんによる本日のトーク詳細は以下の通り。
Code4Lib JAPAN カンファレンス2019 基調講演
14:10〜15:10 【会場】 中央図書館 5 階 大会議室(地下鉄西長堀駅下車すぐ)
“中の人”じゃない人と考える 図書館×本×デザイン
講演概要:図書館の本棚には出会いはあるか? 評価される図書館とは? そもそも「公共の場」としての図書館とは…。図書館と「デザイン」にまつわる話題を糸口に、本とデザインに関わられる講師ととともに、図書館や公共空間の可能性について考える。
事前申し込みが必要なのかどうかは?
大丈夫なような気がする、、、
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実際に映画を観てみると驚愕の連続!(とは言ってるが3時間半にも及ぶ上映時間、かなり睡眠することになり見逃したシーン多し。恥ずかしや、、、)
とにかく我々が持っている図書館に対する概念をことごとく覆すのだ。
我が国のほとんどの図書館のように本の貸し出しをするだけの所ではなく(もちろんそれだけではない図書館もある)、地域の関連機関やグループと連携もしていて市民生活のすべてをサポートしている。
例えば、病気になればどの治療法が適切か図書館に調べに来る。なんとそこにいる司書は医学的な専門知識を持ち合わせ的確なアドバイスを与えることができ、webでも情報が検索しやすいように整理されていて(自宅にパソコンのない市民向けに貸し出すパソコンもあるしWi-Fiも完備)医師と対等に治療法について話し合える。市民であれば無料で図書館カードがもらえてこれらのサービスが無料で利用でき、市民以外でも有料でカード発行してもらえる。世界中どこでもデータが利用できるということだ。
託児所の相談もできるし、就職の相談も起業についての相談もできる。
市民のよろず相談所であり、オフィスであり、居間であり、もちろん書斎でもある。
利用者が来館しやすいような雰囲気をつくって、ともすれば『知の殿堂』となり関わりづらくなりそうな場のハードルを低くし、人間が誰でも持っているはずの自分でも気付かない知的好奇心に働きかけるような仕掛けを用意して、積極的に情報を得て図書館を使いこなす楽しみを市民に与えている。それはニューヨークだけでなくアメリカ国家の大きな財産となるに違いない。実際この図書館なしには今の自分はないと言い切る人が多いようにここは夢をかなえる場になっている。実際ここを利用した俳優、映画監督、ミュージシャン、実業家等々数えきれない。
利用者を顧客と呼びそのニーズに応えようとする姿勢はうらやましい限り。菅谷明子著『未来をつくる図書館』によると、公立ではなく公共=Public(NPOが運営)なので財政面、運営面で独立しているし、思想的にも独自のスタンスを貫きやすいようだ。僕も本屋のPublic性を追求したいと考えているのでニューヨーク公共図書館は大いに参考になる。
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興味があるかどうかはわかないけど僕と原田祐馬くんによる本日のトーク詳細は以下の通り。
Code4Lib JAPAN カンファレンス2019 基調講演
14:10〜15:10 【会場】 中央図書館 5 階 大会議室(地下鉄西長堀駅下車すぐ)
“中の人”じゃない人と考える 図書館×本×デザイン
講演概要:図書館の本棚には出会いはあるか? 評価される図書館とは? そもそも「公共の場」としての図書館とは…。図書館と「デザイン」にまつわる話題を糸口に、本とデザインに関わられる講師ととともに、図書館や公共空間の可能性について考える。
事前申し込みが必要なのかどうかは?
大丈夫なような気がする、、、
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