December 30, 2017
【ZAKKA】迎春の準備はお済みですか?新年は新しい器で!第2弾! 鳥取・牧谷窯、杉本義訓
迎春の準備はお済みですか?
新年は新しい器で!
第2弾は鳥取県岩美町・牧谷窯、杉本義訓さんの作品。
牧谷窯は鳥取県・浦富海岸のすぐ近くでサーファーでもある杉本義訓さんが波を見ながら焼いています。鳥取民藝ラインとは一線を画す練り込みと呼ばれる方法でつくられた美しく、かわいらしい器です。
スタンダードブックストア心斎橋の年内営業は本日12/30(土)22時までです。
お見逃しなく!
第1弾の田宮亜紀さんもぜひ! → こちら
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練り込みは手間がかかります。特に彼の幾何学模様の練り込みは緻密な計算が必要で、歩留まりが悪く商品として販売できないものがたくさんできます。それゆえ他にこの技法を採る方はいません。
異なる種類の粘土を重ね合わせ、ブロック状のかたまりにして板状にスライス、それを型にはめて器をつくる技法です。そのため模様は表側から裏側まで繋がっています(生地の中も金太郎飴のようにどこを切っても同じ模様)。
上の粘土が焼き上がると下のような仕上がりになります。
この鮮やかな色柄が、器の表面に絵付けをしているのではないと信じられますか?!
岩井窯で山本教行氏の師事を経て独立。師匠と同じものをつくっていては進歩はない、と所謂民藝路線とは決別し独自の練り込み一本槍。デザインモチーフは波であったり、伝統的な市松模様やギンガムチェックです。服好きでシャツの生地からヒントを得たとか。彼はホントに頑固でマイペースです。
写真が拙くてすいません。クリックすると拡大します。
先日もスタンダードブックストア心斎橋に立ち寄ってくれました。彼とはアメリカ村で通っている服屋さんが同じなので話が盛り上がり親しくなったのでした。
頑固な美しさの彼の器をぜひ一度店頭で手にとって見てください!