November 08, 2017

【EVENT】11/28 19:30 大阪市港区長筋原章博『異和共生のまちづくり』刊行記念トーク

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2017年11月28日(火)19:30〜
@スタンダードブックストア心斎橋
イベントへのご参加の前に必ずこちらをご確認下さい。

『まちづくり』という言葉を頻繁に聞くようになったのはいつの頃からだろう?正直少し辟易している方も多いだろう。花火のようにイベントは打ち上げられるが、まちが実際にどういう風によくなったのか実感がない場合が多いのではないだろうか?著者の筋原君(大学同期なので君にさせていただく)は今春お隣の港区長に転じるまで、大正区長を7年間務め、高齢化、人口流出の進む大正区を流入増に転換させた。そんな彼の地道なまちづくり活動のキーワードが『異和共生』。僕と地元大阪に根ざして活動するgraf代表服部滋樹さんとで筋原区長の『まちづくり』を掘り下げます。

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異和共生。まさに筋原区長のためのキーワード。

長くなるが、大正区でエイサー祭りを始められた関西沖縄文庫の金城馨さんの言葉を紹介しよう。
ー自分と相手とは違う人間だから、そこには必ず壁がある。
よく、『壁を取り払って、一緒に連帯しましょう』などと言うが、壁は取り払ってはいけない。壁がなくなると、強いほうが弱いほうを呑み込む『併合』になる。文化の違いは、壁の存在によって維持される。自分の文化を守ろうとすると、壁の内側に閉じこもって外に出ないということが自己防衛になる。でも、自分が正しいと思っていることは、相手にとって正しいことかどうかはわからない。『正しさ』を主張することは、自分が正しいと思うことを相手に強要することにもなり、相手への『暴力』となり得る。だから、『正しさ』を共有しようとすることには危うさがある。壁のこちら側にあることは、自分にとって正しいこと。相手も、相手にとっての壁の内側にあることは、相手側にとっての正しいこと。逆に言えば、自分の壁の外側にあることは『間違い』。相手からしても、相手の壁の外側にあることは『間違い』。しかし、『間違い』でも、決して許せない、認められない『間違い』と、許容できる『間違い』がある。自分の壁と相手の壁の間には、『スキマ』がある。その『スキマ』で、お互いに『許容できる間違い』を共有できれば、それは違いを認め合い共生するということになる。『間違いの共有』ができている状態が大切。それが『異和共生』ということ。ー

区長はこの言葉を聞き『異なったまま、和やかに、共に生きる』ことだと考え、地域で相互理解を進めるときの基本的なスタンスとしたのでした。

筋原区長は『大正区長筋原章博』と書いたタスキを掛け、歌う区長として積極的にまちへ出向き住民とコミュニケーションをとり、自ら住民と対話し、まちの課題を聞き出すことも多い。簡単そうでなかなかできない現場主義を徹底している。
頭ごなしに上から力で押え付けず、問題解決に対して粘り強く取組み、交渉する。そこにはあらゆる人に対するリスペクトがあり、他者に学ぶ謙虚な姿勢がある。結果、幅広い人脈ができ、年長者にも応援され、さらに進化したまちづくりができる。
これらは全て『異和共生』を学んだからではないだろうか?

長期的な視点に立った目標とそれを実現する情熱と理論。ともすれば行政組織の中で方向感覚を失い、絶望する公務員も多い中、筋原区長はスーパー公務員としてチヤホヤされることをよしとせず、気が熟すまでじっと耐え、ここぞというタイミングで公務員という立場だからこそ出来ることを実践する。この辺りは悩める公務員にも参考になるのではないかな?

今春から港区長に転じ、港区と大正区の連携も積極的に進め、大阪湾岸エリアの魅力がどのように花開くのかがとても楽しみ。

筋原君と学生時代に出会っていたら、劣等生の僕とは間違いなく友人にはなってなかったはずなので、彼とイベントするのはとても不思議な感じだ。学ぶところの多い誇れる友。これからもどんどん越境を続け、大阪をオモロイまちにし続けて欲しい。

服部さんを交えたトークは脱線も多いかと思いますが、自分の領域にとらわれない筋原区長の行動は様々な方のヒントになるはずです。どうぞ万障繰り合わせの上ご参加ください!

スタンダードブックストア代表 中川和彦


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大阪市港区長筋原章博『異和共生のまちづくり』刊行記念トーク

【出演】※敬称略・順不同
筋原章博
服部滋樹(graf代表)
中川和彦

【日時】 2017年11月28日(火)
開場19:00 開演19:30
※終了は21:30頃を予定

※開場時間は諸事情により変更になる場合がございます。適時twitterにてご案内致します。
※開場後、チケット右下に記載の番号順にご入場頂きます。会場運営の都合上、番号を10ずつなど一定の単位で区切ってご入場頂く場合がございます。
※開場時間にいらっしゃらない場合は、後の番号の方に先にご入場頂き、飛ばした番号の方は到着次第順次ご入場となります。
※会場内は自由席となります。
※ご予約の混雑具合におうじて、チケットの引換期限を設ける場合がございます。

【会場】
スタンダードブックストア 心斎橋 BFカフェ
大阪市中央区西心斎橋2-2-12
クリスタグランドビル
TEL 06-6484-2239
■カフェ通常営業時間:11:00〜22:30

【料金】1,000円(1ドリンク付)

※当日のトーク会場ご入場はチケット番号順(ご入金順)です。入場後は自由席です。
※チケット番号は予約順ではなく、ご入金順になります。
※チケット引換が遅くなりますと立ち見になる場合がございます。
※ご予約数によって当日券の発売を中止する場合がございます。

【予約方法】
1.お電話(06−6484−2239)
2.ご来店(スタンダードブックストア心斎橋BFレジカウンターへお越しください)
3.メール
以下のフォームをコピーして記入いただくか、
メール本文に【予約イベント名】【お名前】【電話番号】【人数】を入力して、info@standardbookstore.comへお送り下さい。
担当者が確認後折り返し、ご予約通知メールをお送りいたします。

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【予約】イベント 2017/11/28 異和共生
【お名前】
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※当店facebookイベントページでの参加ボタンでは、ご予約となりませんので、ご留意ください。

【チケット引換方法】 ※なるべくイベント前日までに引換ください★
ご来店(スタンダードブックストア心斎橋BFレジカウンターへお越しください)

★会場入場にはチケット引換が必要です。

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<プロフィール>
筋原区長■筋原章博
「1963年和歌山県和歌山市生まれ。大阪市立大学商学部卒。大阪市役所に勤務し、2010年、人口の4分の1が沖縄出身者とその家族と言われる大阪市大正区の区長に就任。2012年に橋下徹大阪市長による公募区長に再就任。2017年より大阪市港区長。大正区において、沖縄+大阪(ナニワ)の面白さを合わせた「おきナニワん」プロジェクトや、区のPRソングのCD制作などで「歌う区長」「大阪で一番有名な区長」と呼ばれテレビ・新聞・雑誌等に頻出。沖縄各都市との交流も深め、多彩なメディア発信と公民連携で、「衰退させないまちづくり」を進めている。」

portrait2014small■服部滋樹
京都造形芸術大学 芸術学部 情報デザイン学科教授
graf代表、クリエイティブディレクター、デザイナー
1970年生まれ、大阪府出身
暮らしにまつわるさまざまな要素をものづくりから考え実践するクリエイティブユニット。decorative mode no.3なるユニット名で1993年から活動を始め、2012年11月、自社家具工場を改装したgraf studioへと拠点を移し、デザインワーク、ショップ、キッチンから生まれるさまざまなアイデアを実験的に試みながら、異業種が集まる環境と特性を生かした新たな活動領域を開拓している。grafでは代表を務めるほか、建築、インテリアなど空間に関わるデザインやディレクションを行う。ブランディングディレクションなどコンセプトを抽出しデザインで翻訳するように様々なアウトプットを行っている。


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