August 20, 2016
【BLOGNOYOHAKU】街と本屋 8/24 スタンダードブックストアあべのでトークします
スタンダードブックストア心斎橋を運営していて、ずっと街との関係性が希薄だなと考えていた。それは今も変わらない。茶屋町に出店しないかと誘われた時に商業施設だけれども2階だから、もう少し街と関わることができればと考えた。結果はといえば、そこでも納得いかず。。。そんな常にある種不完全燃焼な状況であべのに誘われた。商業施設の6階だけれども、自分なりに『街』をなんとかしたい。2011年3月に初めて出会ってから、トークショーやなんやかんやで少し親しくなっていて、いつか一緒に仕事をしたいなあと考えていたgrafの服部さんに設計をお願いすることにした。デザイナーにお願いするのは初めてだった。とにかく『街』を感じる本屋にしたい、と伝えた。
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オープン以来2年半が経過し、スタンダードブックストアあべのプラスというイベントをはじめ、試行錯誤しながらスタンダードブックストアあべのは歩んでいて、スタッフが『コミュニケーション』という言葉を違和感なく使うようになったのには正直驚いている。
元リーディングスタイルの北田さんに『これからの本屋』への寄稿を頼まれた。
予備校時代に『君は小論文と作文を勘違いしている』と言われたことがトラウマになっている僕はキッパリと断ればよかったのだが、生来優柔不断な僕は引き受けてしまった。
書いては消し、書いては消しの連続で、ようやく締切を大幅に過ぎて提出。伝えたかったことは、本屋は街に人間的な血の通ったつながりをもたらすということ。本屋のような目的もなくフラッと立ち寄れるところが街にあるのとないのとでは大違い。みんなで支える価値がある。あいててよかったのは、コンビニより本屋だ。逆に本屋はそんな存在にならなければならない。
ちなみに依頼されたテーマは『空想の本屋』。
駅に駅長の本棚をつくる。本棚はその人の中身を表す。普段最も見えにくい駅長の姿がその本棚に表現され、駅を利用する人が駅長に興味を持つようになり、駅が単なる通過点ではなく、コミュニケーションの場となる。ざっとそんな感じ。
本にはハッキリとは書いていないが、僕の地元富田林を念頭において書いている。
来週8/24(水)19時から、スタンダードブックストアあべので『本棚編集術×富田林寺内町 「まちの本屋の本棚」』を開催する。
(詳しくは → こちら)
寺内町からゲストをお招きし、書籍担当北村とともにトークする。
僕は勝手に街の本屋の棚の一部を街の人に開放して、使ってもらえばいいんじゃないかなんて考えているが、どんなもんだろう?
今回は本棚編集術というより小さな本屋をつくるには?って感じかもしれません。
僕が特に答を持っているわけではないので、地元のみなさんとあれやこれやと話しながら、小さな本屋に思いを巡らせたいと思っています。
ぜひ、みなさんもご参加の上、話に加わってください。
仏をつくっても魂が入っていなければ存在しないのと同じである。
服部さんがオープンに際して書いて下さった文章を心に留めて精進するしかない。
ようこそようこそ
スタンダードブックストアあべの
『見知らぬ街を旅するように』
スタンダードブックストアには、だれかに与えられるのではなく、
自分自身で好きなものを探し出すことのできる自由な雰囲気が溢れている。
そんなお店での体験は、初めて訪れた街を歩き回る時に似ていると思った。
知らない土地を目的もなく彷徨う楽しさ。
不意に訪れる想像もしなかった出会い。
何もかもが新鮮で世界がいつもより輝いて見える瞬間。
色、音、においが、体を楽しませてくれている。
みなさまにとって、このお店へのちょっとした寄り道が、遠くの見知らぬ街への旅と同じような、
出会いへの興奮と喜びに満たされますように。
2014.1.27.mon.
graf
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『スタンダードブックストアあべの本棚編集術
第5回 まちの本屋の本棚 with 富田林寺内町』
【日時】2016年8月24日(水) 19:00〜20:30
※18:30よりお席にご案内いたします
ゲスト 阪本光枝(陶工房飛鳥)
桑平麻由子(寺内町Classico)
詳しくは → こちら
お気軽のご参加ください。