スタンダードブックストア

当時のスタッフもかなり頑張ってくれてたのがよくわかります。もう二人とも在籍していなくて、専務と私も手分けしてやってましたね。

8年以上も経過するとかなり棚も変わっています。もちろん時代も変わっていくのですが、変わらずに大事にしたい何かがあるはずですね。それをこの店はどうも失ってしまっているように感じています。もちろん私の責任。いまのスタッフもよくやってくれてます。ディレクションができてなかったということです。足りないものは、一冊一冊個別の商品かもしれないし、もっと違う何かかもしれません。わくわくさせるような何か。ほ〜っとうならせるような何か。何でしょう？スタッフとあがきながら一緒に考えてみたい。

月並みな言い方ですが、原点に立ち戻ってやり直します。そもそもなぜこの店を始めたのか。雑貨を一緒に販売したり、カフェを併設したりしてますが、本に力が入っていないと主客転倒ですね。

で、今回はカルチャー関連の棚づくりをしてくださる方を募集しています。
私たちがある程度の方向性は示しますので、まずはご自身が納得のいく棚をつくって欲しいのです。もちろん心斎橋のスタッフや他店のスタッフと意見交換もできます。待遇は経験を考慮しますので。我こそはという方、ぜひご応募ください！本屋としての矜持を抱いて。


気なる加藤さんのお言葉の続き。。。

『ぼくにとっては、イベントや雑貨やカフェではなく、本棚の凄さがやはりいい本屋の基準なので、あのときの濃密感が薄くなっているのをみるのは、ちょっと残念でもあります。
濃密な本棚だけで本屋がやっていけないのは中川さんと知り合っていろいろ話を聞いてるとよくわかるんですが、やっぱりそれでも、本屋は本棚勝負やろと言いたいわけです。』

やっぱり意欲ある方のお力をお借りしたいのです！
ご応募お待ちしております！

私も歳をとり、気がつくと仕事関係でも年上の方が少なくなってきました。そんな中こういうことを言ってくださる年長者の加藤さんは貴重な存在です。他にもgrafの服部さんはじめ、いろんな方にいろんなことを教えていただいています（ちなみにこのお二人と年に一度海外へ旅しています　→　こちら　）。カフェで開催するイベントのおかげで多種多様な方とお会いすることができ、スタンダードブックストアを運営する上でとてもプラスになっています。スタッフにももう少しこの楽しさ、素晴らしさを享受してもらうことが課題です。本屋はもっと業界外の方と付き合った方がいいように感じています。




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【求人募集】

一緒に居心地のいい空間をつくりましょう！

勤務地：スタンダードブックストア心斎橋

職種：書籍仕入担当（ジャンル：カルチャー関連）
待遇：経験により相談の上

職種：雑貨仕入担当（ジャンル：アクセサリー等作家もの関連）
待遇：経験により相談の上

連絡先：スタンダードブックストア心斎橋　06-6484-2239　担当：イオモリ