スタンダードブックストア

3年前になるでしょうか、大学同期から『大阪府立大学にできるまちライブラリーのデザインをお願いしたいので、grafの服部さんを紹介して欲しい』と言われ、まちライブラリーの礒井さんのご紹介しました。それで私の役目は終わるはずでしたが、本に関わる仕事をしているということで結局まちライブラリー＠府大のイベントに結構参加することになりました。




私はずっと『同じ本というものを扱うのに、どうして本屋と図書館は仲良くなれないのだろう？』と不思議に思っていましたし、丁度その頃、奈良県立図書情報館の乾聡一郎さんと出会ったということもありまして、俄然私の頭の中を図書館が占領してきていたのでした。乾さんと話すと図書館と本屋の違いはありますが考えていることがよく似ておりました。簡単に言えば、『オモロかったらなんでもあり』自分自身が楽しめることを組織を使ってより多くの方を共犯にしていってるような感じです（乾さんすいません<(_ _)>）。




なんとか新刊本屋と古本屋、図書館の垣根を取り払い、もっとお互いに協力し合って、本に親しんでいただく環境づくりをしたいものです。さらにいえば、本屋や図書館以外にも本を扱う店や場所が増えてきています。著者や編集者をはじめ出版に携わる者も含めて今後のことをみんなで考えていかねばならないのだと感じています。今ほど社会が、街が、本とのかかわりを求めている時代はないのではないでしょうか？読書の楽しみを伝え、本を通じてコミュニケーションが芽生えることを、本はコミュニケーションツールだということを知ってほしいと願っております。




礒井さんはまちライブラリーを通じて、業界に横たわるこういう問題点を軽やかに駆け抜け、本を身近に感じさせてくれる方です。今回オープンするまちライブラリー＠もりのみやキューズモールでは、スタンダードブックストアはカフェを担当しますが、近い将来には本や雑貨の販売、その他本の周辺のあれこれを一緒に手がけてまいります。FMcocoloのサテライトスタジオ（毎週土曜日14：00〜18：00にまちライブラリーから『SATURDAY MAGNIFICENT CAMP』をオンエアします！）もできますので、電波とどう絡むことができるのかも楽しみの一つです。もちろん、この空間を設計してくださった服部さんはじめgrafの方たちとも面白いことを企みたいもんです。









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まちライブラリー＠もりのみやキューズモールは
4/27（月）グランドオープンです。サイトは　→　こちら

4/25（土）は植本祭というイベントを開催いたします。ご参加希望の方は　→　こちら　をご参照ください。

4/26（日）も遊びに来ていただいて結構ですよ〜！

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