September 25, 2014
【BOOK】柴崎友香を読む。聴く。
西山にもかわちにもついこのあいだまで
会っていたような気がするけど、
十年前の引越し飲み会のことも
どうでもいいことまで鮮やかに思い出せるけど、
でも、
あのときといまとのあいだにある十年分の時間は短くなりはしない。
会っていたような気がするけど、
十年前の引越し飲み会のことも
どうでもいいことまで鮮やかに思い出せるけど、
でも、
あのときといまとのあいだにある十年分の時間は短くなりはしない。
―『きょうのできごと、十年後』より―
いよいよ明日19時半〜、柴崎友香さんの『きょうのできごと、十年後』発売記念
朗読&トークイベント開催!
詳しくはこちら。
通販ご希望の方はこちら。
通販の一部の商品でクレジットカードが
ご利用頂けるようになりました。 ⇒ こちらから
イベントチケット通販はこちら
当店では、二年前にも柴崎友香さんに朗読をしていただいたのですが、
まだ朗読会未体験!という方にはぜひ、だまされたと思って足を運んでいただきたいくらい、
生の朗読を聴くというのは貴重な体験になります。
私が初めて生の朗読を聴いたのは、翻訳家の柴田元幸さんによるジャック・ロンドンの『火を熾す』で、
まるで映画を観ているように、目の前に景色が広がって鳥肌がたったほどでした。
また別の場所で、柴崎友香さんの『主題歌』の朗読を聴いたときも、
ひとりで目で追いかけているときとはまた違った景色が頭の中に浮かんで、不思議な感覚でした。
柴田さんによると、海外なんかでは、
作家が本屋を訪れて、告知なしに本の朗読が始まる、
ということも珍しくないそうです。
今回のイベントでは、なんとワインを飲みながら朗読&トークが聴ける、
金曜日の夜にぴったりな会となっています。
また、
『きょうのできごと、十年後』が発売されて、
『きょうのできごと』を読み返す人も多いのではと思います。
さらに、既刊の文庫も読むなら今、今ですよ。
いきなり文庫!というのもありますが、
単行本からの読者にとって、文庫の解説(者)というのは
文庫化の楽しみのひとつでもあります。
<文庫解説者一覧>(敬称略)
『きょうのできごと』 保坂和志
『青空感傷ツアー』 長嶋有
『次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?』 綿矢りさ
『ショートカット』 高橋源一郎
『フルタイムライフ』 山崎ナオコーラ
『また会う日まで』 青山七恵
『寝ても覚めても』 豊崎由美
『その街の今は』 川上弘美
『主題歌』 福永信
『ドリーマーズ』 佐々木敦
一作目の『きょうのできごと』の解説は保坂和志さんなんですが
二作目で長嶋有さんの解説では、保坂さんはほんとはもっと熱く語りたかったはず!、と
勝手に(笑)「つづきもの」として書いていて、それがまた、グッとくるんです。
さらに、『寝ても覚めても』の豊崎由美さんの解説では、一作前の『また会う日まで』のことも触れられていて、
順に読んでいない人も、読みたくなるという。
まさに、解説者たちの愛のリレー。
BF文芸コーナーにて柴崎友香棚展開中です。
お待ちしております!
まだ朗読会未体験!という方にはぜひ、だまされたと思って足を運んでいただきたいくらい、
生の朗読を聴くというのは貴重な体験になります。
私が初めて生の朗読を聴いたのは、翻訳家の柴田元幸さんによるジャック・ロンドンの『火を熾す』で、
まるで映画を観ているように、目の前に景色が広がって鳥肌がたったほどでした。
また別の場所で、柴崎友香さんの『主題歌』の朗読を聴いたときも、
ひとりで目で追いかけているときとはまた違った景色が頭の中に浮かんで、不思議な感覚でした。
柴田さんによると、海外なんかでは、
作家が本屋を訪れて、告知なしに本の朗読が始まる、
ということも珍しくないそうです。
今回のイベントでは、なんとワインを飲みながら朗読&トークが聴ける、
金曜日の夜にぴったりな会となっています。
また、
『きょうのできごと、十年後』が発売されて、
『きょうのできごと』を読み返す人も多いのではと思います。
さらに、既刊の文庫も読むなら今、今ですよ。
いきなり文庫!というのもありますが、
単行本からの読者にとって、文庫の解説(者)というのは
文庫化の楽しみのひとつでもあります。
<文庫解説者一覧>(敬称略)
『きょうのできごと』 保坂和志
『青空感傷ツアー』 長嶋有
『次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?』 綿矢りさ
『ショートカット』 高橋源一郎
『フルタイムライフ』 山崎ナオコーラ
『また会う日まで』 青山七恵
『寝ても覚めても』 豊崎由美
『その街の今は』 川上弘美
『主題歌』 福永信
『ドリーマーズ』 佐々木敦
一作目の『きょうのできごと』の解説は保坂和志さんなんですが
二作目で長嶋有さんの解説では、保坂さんはほんとはもっと熱く語りたかったはず!、と
勝手に(笑)「つづきもの」として書いていて、それがまた、グッとくるんです。
さらに、『寝ても覚めても』の豊崎由美さんの解説では、一作前の『また会う日まで』のことも触れられていて、
順に読んでいない人も、読みたくなるという。
まさに、解説者たちの愛のリレー。
BF文芸コーナーにて柴崎友香棚展開中です。
お待ちしております!