August 27, 2014

【EVENT】9/20 「100年前の写真と衣装 奇跡のはじまり」

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【7月19日から10月7日まで開催】
世界のファッション―100年前の写真と衣装は語る― 
写真集『100年前の写真で見る 世界の民族衣装』(日経ナショナル ジオグラフィック社刊)を元にした神戸ファッション美術館での展覧会

これは発起人でもある、学芸員さんのお話です。

9/20(土)のイベント詳細は⇒こちらをクリック!
★学生の方は400円引きでご参加いただけます★
(チケット購入時に学生証のご提示をお願いいたします)


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約一年前7月末にナショナルジオグラフィック社から『100年前の世界の民族衣装』が刊行されました。
その直後にある方の紹介からその写真集を手にすることに。その時は、展覧会ができるとは夢にも思ってもおらず、ただただまず写真の迫力に圧倒され写真が語る力を感じました。

今では忘れられかけている、または知られてもいないかもしれない100年前の姿を切りとり、世界の多様性を再確認していく本書の面白さにただただ没頭するばかり。

その後、館の衣装収集をした当時を知る者から、所蔵する民族衣装にも同時代のものがあり、それらの衣装はアメリカのトラファガン・スクール・オブ・ファッション(現在廃校)からの一括購入ということで、写真と衣装ともにアメリカを拠点に撮影、または収集したものであるということ、同地域のものも多いことがわかり、展覧会として力強い発信ができると確信。

そこから、100年前を中心にファッションの視点で切り取ってみるという構想は始まります。

<100年前を切り取るということ コルセットからの解放>
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100年前の1910年代というのは、科学分野のありとあらゆる発明が出そろい、人びとはあたらしい時代へとどんどんと動きを活発にしていた時代です。ファッションの世界でも何世紀にもわたって女性がつけていたコルセットを脱ぎはじめ、新しいファッションのあり方へと変わっていきました。私たちが現在着用している現代衣服が生まれた原点の時代であり、衣服のグローバル化が始まる寸前だということです。

ファッションというのは、主に衣服という私たちの実用物を媒体にするものであり、またこの現代で(少なくとも日本では)衣服を着ていない人はいない、という意味で、発信する側も受け取る側も、皆、ファッションのことを少し考えてみると自分の生活が少し豊かになるように思っています。

ナショナルジオグラフィック社による力強いドキュメンタリー写真とともに世界の衣装にみる緻密な手仕事や色彩感覚を五感で感じ、世界の多様な姿をお楽しみいただけると幸いです。

展覧会の様子を少しご紹介。
写真集から4つの章を元に52の国と地域、100点の写真に加え、当時のパリモードがどのような状態であったかを示す同時代のファッション写真を30点。タイトなスケジュールで完成された総数130枚の写真とプロの着付師による40体の衣装たち。


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神戸ファッション美術館での展覧会を記念し、西谷真理子さん×葛西陽子さんのトークショーを開催します。
★学生の方は400円引きでご参加いただけます★
(チケット購入時に学生証のご提示をお願いいたします)

9/20(土)のイベント詳細は⇒こちらをクリック!




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