July 13, 2014

【BOOK】気が付けばどこにでも図書館がある!まちライブラリー監修『マイクロ・ライブラリー図鑑』刊行!

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マイクロ・ライブラリーと呼ぶ個人やグループが運営する私設の図書館が増えている。その図書館ができる理由は様々だけれど、いずれも『本』の持つ力に期待されていることは確かだ。
同じ図書館でも公立の図書館には人は集まるけれど、つながりはないような気がする(一般的に)。果たして税金は投入されているけれど魅力的なのだろうか?私設図書館とは役割が違うからという理由で片付けていいものなのか?

さらに、
素朴な疑問として、同じ『本』を扱う本屋は一般的に苦境に陥っているが、マイクロ・ライブラリーにヒントはないのだろうか?


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上の写真は去年米西海岸BIG SURで泊まったRipplewood Resortにあったライブラリー(これは公立です)。
ガソリンスタンド併設のジェネラルストアに入ると、宿の案内があり、聞いてみると空きがあるというのでふらっと泊まったコテージ。
その敷地内(植物園のように綺麗です)にあった。
ここにも図書館!?と思った。
なんせ目的地はThe Henry Miller Memorial Libraryだったから。
益々図書館への興味が増した。
というより『本のある場』への興味。
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来春森ノ宮でコラボする(→ こちら)まちライブラリーの礒井さんたちが本を刊行した。
『マイクロ・ライブラリー図鑑』
売れる本がないのなら、本屋が売れる本をつくればいいと元々考えていた(お時間あらばこちら参照)私は先を越されて格好だ。
まちライブラリーだけでも50を優に超えていて、この本によると全国にマイクロライブラリーは514もあるという。
この瞬間にも増えているだろう。

マイクロライブラリー図鑑


この本を拝見すると、

マイクロ・ライブラリーに期待するもの・・・

本を通して人と結びつきたい。

本棚をつくって街を活性化したい。

図書館を結びつけると日本中つながれるのでは?
あるいは世界とも。

子供たちに震災を乗り越える場を提供したい、等々。

いずれもコミュニケーションに期待しているのでは?

本屋はそれを意識しているだろうか?

先日、本屋でイベントをやりたいという京都造形芸術大学の学生の取材を受けた。いわゆる街の本屋が対象で、決して大きな本屋ではない。彼女が街の本屋に注目した理由は、本屋は気兼ねなくゆったりと何時間でも過ごせる空間であるということだった。誰もが立寄れる空間だからイベントにも参加してもらえるのでは、人と人がつながる場にできるのでは、と。

いま本屋は気兼ねなくゆったりと過ごせる空間という武器を使っているのだろうか?
長居しているお客を、立ち読みばかりで売上に貢献しないとネガティブに捉えてはいないだろうか?
来店していただけないと、買ってもらえないのだから。


『マイクロ・ライブラリー図鑑』を読むと、本屋として考えさせられることが多い。

本屋の目的は『売る』ことなのか?
では図書館の目的は?
『伝えること』?
『つながること』?
さらに・・・

まだまだ追求していかなければならないような気がする。


まちライブラリー提唱者の礒井さんたちおお招きして『マイクロ・ライブラリー図鑑』という本のつくり方やマイクロ・ライブラリーそのものについてのお話をうかがう貴重な機会が、7/17(木)にスタンダードブックストア心斎橋で開催されます。
イベント詳細は → こちら
ぜひご参加ください!


まちライブラリーではLittle Free Libraryなんていう素晴らしいプロジェクトの主催者を招いた『マイクロ・ライブラリーサミット2014』が8/29,30に開催されます。まちライブラリーから目が離せません!


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『マイクロ・ライブラリー図鑑』刊行記念 私の図書館のつくりかた。私の本のつくりかた。

【出演】
礒井純充
藤原章次
森口耕次
中川和彦

【日時】
2014年7月17日(木)
 開場18:45 開演19:30


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