March 23, 2014
【EVENT】いよいよ明後日!恵文社一乗寺店店長・堀部篤史さんトークショー!
いよいよ明後日3/25に恵文社一乗寺店の堀部店長とトークする。堀部さんが去年刊行された『街を変える小さな店』を読んで共感する部分が多かったから、どうしても大阪でトークして欲しいとお願いしたら、快く引き受けてくださった。少々立地は違うのだけれど、本屋はどのようにして街に溶け込むのか、本屋だけでなく街に必要な店とはどんなものなのかを考えてみたい。
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東京に単身赴任する前だから13.4年前になるだろうか、うちの女性アルバイトスタッフから恵文社はいい店だとよく聞かされた。結局恥ずかしながら、スタンダードブックストア心斎橋をオープンする直前までお邪魔したことはなかった。ただ、訪れてみて非常に勇気づけられたことがあった。(さらに別の日に訪れたガケ書房にも勇気づけられた。)その時の話はトークショーでお話しするとして、本の中からいくつか拾ってみる。
『本さえ中心にあれば、どんなことに挑戦しても恵文社らしさは表現できるはずだ。』
私も『本屋は何でもアリ』だと考えている。
『業種を超えて、街に学び、街とともに生きるからこそ、本屋をはじめとする、小さな店の未来があるはずだ。』
本屋がきっかけで価値観の似た店主の店が生まれ、集積し、街が形成される?
『映画館のない街がいまや当たり前となったように、本屋のない街に違和感を持つ人も、いつしか少なくなってしまうのかもしれない。』
子供は『小学一年生』を都心の大型書店で買わなければならないのか?
『常連客というのは、店の運営を左右する株主にもどこか似ている。株主の影響力が強すぎると、いつのまにか店は私物化され、排他的になってしまう。』
こんな店よくあるよね。
『ここでの「くろうと」の金とは、義理人情や、ボランティア精神ではなく、半径数キロメートルの住み心地を守ろうという、とても原始的な投票活動だ。』
そう思ってもらえる店でなければ。
『悪魔の機械(注:インターネットのこと)が生まれてから、ますます人や商売が均質化した。これははっきり言って、退化です。』
本来人間は均質化を好んではいないはずなのに…。
『彼らだっておそらく、本の内容に傾倒していたというよりは、ある種の背伸びをしていただけなのだ。』
私も中学生の時に初めてアメ村(もちろん当時はそう呼ばれてなかった)に来て、背伸びしていたし、酒を飲むようになってBARでも背伸びしていた。
『目先の売り上げだけでなく、お店がお客さんに知識や情報を与え、育てることによって、小さくとも確実な購買層が生まれる。』
うっ…。
『すべてのお店は本来、店主やそこで働く人たちの人格に根ざしている。そんな当たり前のことを、人はときどき忘れてしまう。』
『・・・恵文社はゼロ円で楽しめるスポットでもあるのだろう。』
私も常々本屋はふらっと入れて、長時間滞在でき、何も買わずに出て行っても全く後ろめたい気持ちにならない素晴らしい場所だと思っている。
『・・・、はじめから店を自分の思う通りにしようとするんじゃなくて、何度も訪れることによって、はじめて信頼関係って築けるんじゃないかな。』
そこには店主が必要。
『・・・、人工的に演出された「サード・プレイスもどき」には、店主の存在感は皆無だ。』
某大手カフェチェーンが自称する「サード・プレイス」の実情調査本『お望みなのは、コーヒーですか?』
2014年3月25日(火)19時半開演
“街を変える小さな”本屋づくりの話
司会進行にこの本の熱き編集者・稲盛さんをお迎えして、トークします。
さらにはトーク後、懇親会で堀部店長とお話しできる貴重な時間も設けております。
ぜひお越しください!
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
“街を変える小さな”本屋づくりの話
堀部篤史×中川和彦(司会進行:稲盛有紀子)
【出演】
堀部篤史
中川和彦
(司会進行:稲盛有紀子)
【日時】
2014年3月25日(火)
開場18:45 開演19:30
【タイムテーブル】
18:45 開場
19:30〜21:00 トークショー
21:00〜22:30 懇親会
詳しくは→こちら
『本さえ中心にあれば、どんなことに挑戦しても恵文社らしさは表現できるはずだ。』
私も『本屋は何でもアリ』だと考えている。
『業種を超えて、街に学び、街とともに生きるからこそ、本屋をはじめとする、小さな店の未来があるはずだ。』
本屋がきっかけで価値観の似た店主の店が生まれ、集積し、街が形成される?
『映画館のない街がいまや当たり前となったように、本屋のない街に違和感を持つ人も、いつしか少なくなってしまうのかもしれない。』
子供は『小学一年生』を都心の大型書店で買わなければならないのか?
『常連客というのは、店の運営を左右する株主にもどこか似ている。株主の影響力が強すぎると、いつのまにか店は私物化され、排他的になってしまう。』
こんな店よくあるよね。
『ここでの「くろうと」の金とは、義理人情や、ボランティア精神ではなく、半径数キロメートルの住み心地を守ろうという、とても原始的な投票活動だ。』
そう思ってもらえる店でなければ。
『悪魔の機械(注:インターネットのこと)が生まれてから、ますます人や商売が均質化した。これははっきり言って、退化です。』
本来人間は均質化を好んではいないはずなのに…。
『彼らだっておそらく、本の内容に傾倒していたというよりは、ある種の背伸びをしていただけなのだ。』
私も中学生の時に初めてアメ村(もちろん当時はそう呼ばれてなかった)に来て、背伸びしていたし、酒を飲むようになってBARでも背伸びしていた。
『目先の売り上げだけでなく、お店がお客さんに知識や情報を与え、育てることによって、小さくとも確実な購買層が生まれる。』
うっ…。
『すべてのお店は本来、店主やそこで働く人たちの人格に根ざしている。そんな当たり前のことを、人はときどき忘れてしまう。』
『・・・恵文社はゼロ円で楽しめるスポットでもあるのだろう。』
私も常々本屋はふらっと入れて、長時間滞在でき、何も買わずに出て行っても全く後ろめたい気持ちにならない素晴らしい場所だと思っている。
『・・・、はじめから店を自分の思う通りにしようとするんじゃなくて、何度も訪れることによって、はじめて信頼関係って築けるんじゃないかな。』
そこには店主が必要。
『・・・、人工的に演出された「サード・プレイスもどき」には、店主の存在感は皆無だ。』
某大手カフェチェーンが自称する「サード・プレイス」の実情調査本『お望みなのは、コーヒーですか?』
2014年3月25日(火)19時半開演
“街を変える小さな”本屋づくりの話
司会進行にこの本の熱き編集者・稲盛さんをお迎えして、トークします。
さらにはトーク後、懇親会で堀部店長とお話しできる貴重な時間も設けております。
ぜひお越しください!
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“街を変える小さな”本屋づくりの話
堀部篤史×中川和彦(司会進行:稲盛有紀子)
【出演】
堀部篤史
中川和彦
(司会進行:稲盛有紀子)
【日時】
2014年3月25日(火)
開場18:45 開演19:30
【タイムテーブル】
18:45 開場
19:30〜21:00 トークショー
21:00〜22:30 懇親会
詳しくは→こちら