October 07, 2013

【BLOGNOYOHAKU】考えるということ…建築家・谷尻誠に学ぶこと

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10/18に建築家の谷尻誠さんとトークすることになった。雑誌モダンリビング『談談妄想』(ハースト婦人画報社刊)の刊行記念イベント。谷尻さんはこの本で様々な業界で活躍しているゲストと対談し、ゲストが過ごしてみたい空間を妄想しデザインする。『妄想』こそ、何物にもとらわれない自由な発想こそ、谷尻さんの真骨頂である。
建築って難しく考えなくていいですよ!って言うメッセージかもしれない。『住む』ということは元々は誰もが持っている能力である。建築家やデザイナーを目指している方ばかりでなく、ごく普通の方に読んで欲しい本であり、参加して欲しいトークショーである。


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谷尻さんは前著『1000%の建築 僕は勘違いしながら生きてきた』(エクスナレッジ刊)でも書いているが、
『世の中結構
名前で支配されている
なって思いました』
居酒屋もカフェも同じ物でできている。しつらえが違うだけでテーブルも椅子もカウンターも照明も基本的に同じものだ。居酒屋のカウンターって名前がついているだけで、カフェという名前を付ければカフェのカウンターになる。
『談談妄想』では川上未映子さんとの対談で、飲み物を飲むコップもコップという名前を取ると花瓶にも金魚鉢にもなる。もっと違う使い方を発見できるはずだと言っている。
こういう考えってなかなかできない。
皆さんもご自身のことを考えていただきたい。結構今の延長線上で考えてしまうことが多いのではないだろうか?
固定概念に縛らているのではないか?ほとんどの人が何の疑いもなく同じように考えるので、そうしたところで誰からも文句は言われない。
だが果実は得られないのだ。
当たり前のように行っていることの根本まで辿り、そもそも今行っていることは何のためなんだろうと考えるのは結構大変だ。谷尻さんはそれをまるで子供のようにそれをやってのける。『談談妄想』で様々な分野の方との対談を通じて、スポンジのようにアイデアソースを吸収する。今回はいささか硬化しつつあるスポンジではあるが、私が谷尻さんから吸収したいと思い、トークのお相手に手を挙げた次第である。以前もブログに書いたが、私も常に何のためにこの店はあるのか?本来どうあるべきなのか?と問うている。
元々面白そうな建築家がいるな、と谷尻さんのことを存じ上げてはいたが、ちょうど一年前スタンダードブックストアで開催した8時間耐久トークショーで初めてお会いし、楽しませていただいた。その時もハッとするような発言がいくつかあった。(その時の様子はこちら
今回も非常に楽しみにしているし、建築に特別興味のない方にも楽しんでいただけるようにしたいと考えている。
なんといっても谷尻さんは『建築が好き』という人を少しでも増やしていきたいと考えているのだから。

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こちらは先月グランフロントのMUJIで展示していた谷尻さんの作品『柱のない世界』
解説には
『あるけどない状態。
この建物は柱がありません。いや、あるけれども、ないように見えるのです。
ガラスのかわりに、分厚いアクリルを使うことで、窓でありながらも柱である建築が成立しました。
いままで別々に扱われてきた建築が、混ざり合った時、未来の建築へ少し近づいた気がしたのでした。』

10/18(金)19:30〜 
『談談妄想(だんだんもうそう)』刊行記念トークショー 谷尻誠×中川和彦
ぜひお越しください!
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毎週日曜日は私のブログ担当日。月曜日になったり火曜日になったり、遅れることが多い。今回も日付が変わってしまった^^;
次回は締切を守ろう!

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