July 31, 2012

【BOOK】「日本の難題をかたづけよう」

日本の難題
評論家荻上チキと知の交流スペース「シノドス」編集による、「日本の難題をかたづけよう 経済、政治、教育、社会保障、エネルギー」発売中です!

非難やあら探し、足の引っ張り合いはもういい。ポジティブで前向きな改善策を話し合おう――。経済、政治、教育、社会保障、エネルギー各分野の気鋭の研究者、当事者が、日本再生のための具体的な戦術、政策を提案する。

「ダメ出し」から「ポジ出し」へ・・・。
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安田洋祐「社会を変える新しい経済学――マーケットデザインの挑戦」
経済や社会の仕組みがうまくいかないときに、それを根本から解決するためには、イチから市場や制度を創る必要があります。この難題に立ち向かい、近年急速に成果をあげているのが、マーケットデザインと呼ばれる経済学の新分野です。本章では、現実への実践例と背後の理論を解説しながら、市場を創るマーケットデザインの新発想をご紹介していきます。

菅原琢「データで政治を可視化する」
政治はとかく印象論で語られがちで、俗説の類や我田引水のための言説が跋扈しています。データ分析は、こうした言説とは異なる視角から政治を観察し、新しい知見を提供することができます。本章ではデータ分析の実際例を紹介しながら、政治をデータで見ることの効用や限界、ポイントなどについて、述べていきます。

井出草平「社会学は役に立つのか?――ひきこもりの研究と政策を具体例として」
日本に約三万人いると推定される大学生のひきこもり。その原因は何か。そして、どのような対策が有効なのか。本章では、社会学の観点から大学生のひきこもりを分析し、その結果を元に実施された政策を紹介する。また、社会学は分析だけにとどまらず、社会の改善を行える学問なのかを問う。

古屋将太「環境エネルギー社会への想像力と実践」、梅本優香里「貧しい人びとの仕事をつくる」
世界史に残る原発事故を受け、私たちは今後どのようなエネルギー社会を選ぶのか。それは単なるエネルギー技術の選択ではなく、政治、経済、文化といったあらゆる角度から私たちの社会のあり方そのものを問い直し、組み替えていく作業です。自然エネルギーによる持続可能な社会に向けて何を考え、どのように取り組むべきか。本章ではその詳細を探ります。

大野更紗「『社会モデル』へのパラダイムシフトをまなざす」
私たちはともすれば、障害による不便さというものを個人の身体能力などの「欠如」にばかり求めてしまいがちです。しかし、社会の側が様々な仕組みや環境を整えさえすれば、多くの不便さは解消できるものです。だとすれば、いま特定の人ばかりが不便さを味わってしまう状況というのは、社会の不作為によって放置されているからということになります。世界を、より生きやすい場所にするにはどうすればいいでしょうか。

梅基優香里「貧しい人びとの仕事をつくる」 
日本でも途上国でも、リスクが高く不利な状況にいる人びとにとって、「仕事を得る」ことはそこを抜け出すために重要な手段です。しかし、厳しい環境で生きている人ほど仕事を獲得するためのハードルが高いのも事実です。職業訓練や音楽レーベル事業の例をもって、そのような人びとが仕事を得るには何が必要なのか考えてみましょう。



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