July 07, 2012

【BLOGNOYOHAKU】『川内倫子展  照度 あめつち 影を見る』に行ってきました!

川内倫子展…写真美術館4
東京国際ブックフェア講演の出張に引っ掛けて東京都写真美術館でタイミング良く開催されていた
『川内倫子展  照度 あめつち 影を見る』
に行ってきました。
川内さんには7/14にトークショーをしていただくので、どうしても見たかったのです。
この個展、ハッキリ言ってめっちゃ凄いですよ!

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川内倫子展…写真美術館6
部屋が4つに分かれています。
最初は白で囲まれた細長い部屋の両側に『Illuminance』。6×6cm判のローライフレックスで撮影された正方形の世界。何度も何度も行ったり来たりしたくなります。

次の部屋は映像の部屋。白から暗闇になります。『Illuminance』からの映像(だと思います)。床に座って見ることができます。左右に別々の映像が流れますが、よく観ると同じ映像をタイミングをずらして流しているのがわかります。不思議な世界です。写真で一瞬を切り取ったものが、映像になると全く違うものになっている。映像になると石榴の後ろで葉っぱが動いていたり、花火の写真も静止しているのと映像では全く違う。しかもバックに音を入れているものあり、無音のものあり。鳥の死体の写真を最初の部屋で見たのと、映像で死体の羽が微かに揺れていて蝉の声が聞こえるのとでは感じ方が待ったく変わってきます。

3つ目はまた真っ白の部屋。、6×6cm判のコンタクトシートを20枚一組にして額装してある作品があります。写真集のに使った写真の前後にどんなものを撮っていたのかがわかり、興味深い作品です。この部屋の床にはクッションが置いてあります。

さあ、最後は阿蘇の野焼きをメインにした部屋です。入ると左の壁では渡り鳥の映像(これ結構ずっと見れます)、右の壁では野焼きの映像でかなりのスピードで火が燃え広がります。他の壁には4×5(インチ)で撮影した野焼きの写真が大きく引き伸ばされています。先日のBS出演時におっしゃってましたが、プリントはすべてご自身でされるのです。こんな大きさのプリントはどういうふうにして現像するのでしょうか?

結構圧倒されて出てきました。
川内さんの写真は女性に人気がありますが、こうして見てくると優しそうに見えて、実はずっしり重たい写真のような気がします。

こんな素晴らしい個展をなぜ大阪ではやらないんでしょうね?

7/14のトークショーが楽しみです。皆さんも川内さんに直接いろいろ聞きたいことがあるんじゃないですか?ぜひお早めにご予約ください!

川内さんの自費出版写真集『光と影 Light and Shadow』も絶賛発売中です!お早めに!

川内倫子展…写真美術館3
川内倫子展…写真美術館2
東京都写真美術館、エエとこでした。

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