June 19, 2012
『EVENT』とうとうスタンダードブックストアに坂口総理がやってきた!
講談社現代新書『独立国家のつくりかた』の刊行を記念して、著者であり先般独立国家を建国し初代内閣総理大臣に就任した坂口恭平さんとドイツ文学者であり評論家の池田浩士さんとの特別対談が実現しました。
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なんと参加者200名!タレントを除けば参加者数の新記録です。もっともご本人は最近OFFICE作、そう私が敬愛する松田優作事務所に所属したタレントなのですが・・・。
立ち見の方、長時間すいませんでした。
坂口総理はマシンガンのようにアクションを交えしゃべり続けました。
以下坂口さんの主な発言要旨。
経済 economics の語源はoicos+nomos。坂口さんが言いたいこと・・・経済とは、家とは何か?共同体とはどうあるべきか?を考え、実践することで、すなわち生き延びる技術である。それは芸術であるので、経済=芸術となる。(詳しくは本書を読んで下さい)
誰も本気で考えようとしない中、坂口さんは一生闘える戦士を選ぶために本を書いてる。
とにかく言いたいことは、『自分で思考しろ!』
池田さんの『坂口さんにとって革命とは?』に対しては『自殺者がいない、イジメがない社会をつくること』
困ってる人は助けましょう。強きをくじき、弱きを助ける。
池田さんは坂口さんの発言をよくメモしておられました。
池田さんの主な発言要旨。
一緒に考えながら楽しむ、現実を一緒に学ぼう、学ぶまでいかなくても疑問を問いにしようということが大事である。人の上に立つように学ぼう、実学のみを大事にし芸術を軽んじた福沢諭吉『学問のすすめ』を批判しました。ちなみに池田さんは高校、大学と慶応です。
人生論がはやる時代はダメな時代。この本を人生論として読んで欲しくない。自分で問いを発見し、生き方は自分で考えて欲しい!坂口さんの真似をする必要はなくこの本から一つでも学んで欲しい。
坂口さんが絶賛していた池田さんの『子どもたちと話す 天皇ってなに?』はスタンダードブックストアに
入荷しております。ぜひご一読ください!
質疑応答。
『この本を読んで、もっと自分で考えなさい』
ということで、お一人で終了。
そしてライブへ!大杉栄の『日本脱出記』から、少し詩を加え作曲した『魔子よ魔子よ』を熱唱!
素晴らしいライブでした!聴きたい方はこちらを!
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先ほどの質問者。坂口さん曰く『突き放しても、何度も来るやつには対応する』そう言えばトーク中にご自身もお母様から『なかなか諦めない子』と言われたいたとおっしゃってました。
嵐のような2時間半でした。
今後も何かと話題の多い坂口さん。
『TOKYO 0円ハウス 0円生活』と『隅田川のエジソン』を原作とした映画『MY HOUSE』に続いて
『モバイルハウスのつくりかた』が公開されます。
大阪は九条の『シネ・ヌーヴォ』で9月公開予定です。
他にも連載がいくつか決まり、新刊も発売予定があります。
ご期待ください。
またトークショーでお会いしましょう!