April 01, 2012
【EVENT】ファッション誌Union編集長・百々 千晴さん、 HIROYUKI KUBOさんのトークショー サイコーでした!
日本にも新しいイメージの雑誌の波がやって来つつあります。その一翼を担う、創刊ほやほや『Union』 @Union_mag の二人の編集長・百々千晴さんとHIROYUKI KUBOさんをお迎えしてトークショーを開催いたしました。『Union』はとにかくカッコいい雑誌。トークもエッジが効いてさぞかし・・・
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生憎の雨の中、50人の方にお集まりいただきました。しかし最近は週末は雨が多いです。トークも百々さんのお名前にちなんでお天気の話から、千も晴れるなのに今日は雨。創刊の日もどしゃ降りだったそうです。どうもHIROYUKI KUBOさんの力が強く働いているようです。しかし、カッコよく、おしゃれなトークのはずが始まると関西弁。それもそのはずお二人とも大阪に近いところのご出身、百々さんは徳島、HIROYUKI KUBOさんは和歌山。なんとも楽しいトークショーとなりました!
百々さんの最初の誌名案は『HIME』。HIROYUKI KUBOさん『HIME』はちょっと・・・?それならと百々さん『OHIME』。最終的に中性的なイメージの『Union』に。コンセプトは『タイムレス』。美しいものはとにかくタイムレス。ダヴィンチや泉鏡花を例に出しておられました。
百々さんは国内の方のブッキング担当。もちろんホンマタカシさんや長澤まさみさんも彼女が担当。ギリギリの状態でやっているのが好きだそうです。
HIROYUKI KUBOさんはクリエイティブディレクターとして全体の組み合わせを考えながら、海外アーティストも担当。しかもそのほとんどがあったことのない方。『自分のプラットホームを持つと何でもできる可能性がある。素人の自分たちにも(素人かな?)雑誌が作れた。やる前から出来ない理由を一万個も考えるより、みなさんもどんどんチャレンジしてほしい。』
CONTRIBUTORS(寄稿者)のページを説明するHIROYUKI KUBOさん。みなさんに花を持ってもらいました。このコーナーで初めて顔を知った方も多いとのこと。
KAWAII GIRL・内田伽羅のオーラが半端じゃなかったとのこと。
HIROYUKI KUBOさんお薦めの『the gentle woman』最新号は日本にはまもなく入荷いたしますのでお楽しみに。日本では『HUgE』が好きだそうです。もちろんスタンダードブックストアでも応援してます。
ホンマタカシ『その森の子供』を紹介するHIROYUKI KUBOさん。ホンマさんは世界中の写真家の中でも美意識が特に優れているそうです。そして撮るのが人一倍速い!ちなみに川久保玲さん、カール・ラガーフェルドも決断が速いそうです。
質疑応答
『インスピレーションブックを作りますか?』お二人とも作らないそうです。
『服の力をどれくらい信じてますか?』百々・・・服なしでは今ここにいられないくらい凄い。服なしでは考えられない。HIROYUKI KUBO・・・服は気分転換になり、服を着替えると心がチェンジできる素晴らしいもの。
HIROYUKI KUBO・・・クリエイターは頼まれて作るのではなく、どんどんどんどんアイデアが湧いてきて創作するが、スタイリストはそうではなく依頼されて仕事をする。質のいいものは大衆に受け入れらるないと理解しているので、雑誌では金のためでなく志しを持ってやっている。自分たちの美意識を表現し、次につなげる広告、販売を意識している。広告も作品であると認識しているので、イメージに合わない広告は無理に入れない。
百々・・・何でもギリギリでやるのは好きだが、お金は欲しい(笑)
熱心にメモをとる方もいらっしゃいました。
油断していると何をメモしていたのかと、逆に質問を。
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お店用にサイン本も!数に限りがあります!お早めに!
表紙撮影はCLARE SHILLAND。他の写真家と違いは、HIROYUKI KUBO曰くシャッターの瞬間赤いエネルギーが弾ける。女の子を撮るのが凄く上手いそうです。『Union』買うべし!
お手伝いいただきました芝なぎささん、どうもおおきに!