May 28, 2011
【BLOGNOYOHAKU】『プリンセストヨトミ』いよいよ今日から公開!
その日は疲れていた。
上京し、講談社前社長のお別れの会に出席し、
書店を何軒か視察、上野の居酒屋で一杯、帰路の新幹線でも・・・。
阿部野橋駅で22:34発の準急に席を確保し、ホッとしてtwitterをチェックしていた。
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上京し、講談社前社長のお別れの会に出席し、
書店を何軒か視察、上野の居酒屋で一杯、帰路の新幹線でも・・・。
阿部野橋駅で22:34発の準急に席を確保し、ホッとしてtwitterをチェックしていた。
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スタンダードブックストア心斎橋のつぶやきにRTしている
『気になるから寄り道して帰ろうかな?』という一文を見つける。
それらしきものがもう一つ見つかる。
『なんの事かな?』
どうも気になってスタンダードブックストアのつぶやきをみると
「プリンセストヨトミ」映画タイアップで、現在(ほんとに今)から23時まで大阪城が真っ赤になっているそうですなう。心斎橋では原作本も在庫ありますよ。万城目さんサイン入りひょうたん(非売品)と共にお待ちしております。【大阪城http://www.osakacastle.net/】
『しまった!全く知らなかった!』
時計を見ると22:33、瞬時に大阪城まで何分かかるかを計算。
『間に合う!』
ギリギリで電車から飛び降りた。
『なんで誰も直接知らせてくれなかったのだろう?』
なんとなく釈然としない気持ちが充満してくる。
しかし気がつくと何かに取り憑かれたようにJR天王寺駅に向かって走り出していた。
そう、原作を読んだ方はわかると思うが
瓢箪を確認した大阪国民が集結するためにすべてを中止して動き出すように。
環状線に乗り、果たして森ノ宮で降りるべきか、大阪城公園で降りるべきか迷い始めた。最近電車で大阪城を訪れていないのでどちらがいいのかわからない。勘で大阪城公園に決める。
玉造あたりで外を見るが大阪城の姿は全く見えない。
『まだ点灯しているのだろうか?』
森ノ宮に着く。22:52。
時間調整があるようだ。1分が異常に長く感じる。
発車するとほどなく大阪城が見えた。真っ赤だった。
写真を撮ろうと携帯を構えるが、並木が邪魔になりなかなか構図が決められない。
シャッターを押せないまま大阪城公園に着いてしまった。
改札を出、階段を降り始めたが大阪城の姿は見えない。
二人組が人気のない公園で歌うフォークソングが鬱陶しかった。
とにかく近づこうと走り始める。
到着するまではこんなに走るはめになるとは思っていなかった。
真っ赤な姿は見えるが、やはり並木が邪魔になって写真が撮れない。また走り始め、ようやく望遠にして一枚撮る。
あまりいい出来ではないはずだ。
もう一枚撮ろうと坂を上り始めたとき、時計を見ると22:59。
時間がない、と思って大阪城を見ると・・・消えていた。
『たった1枚しか撮れなかった・・・』
悔しさと安堵感を抱えながら改札への階段を上った。
『阿部野橋〜大阪城公園』1時間の旅の終了。
『プリンセストヨトミ』いよいよ本日から東宝系にて全国公開です。
ぜひ真っ赤な大阪城をお見逃しなく!
スタンダードブックストアの取組みはこちら。
余談になりますが
原作のある映画が公開されるとなると書店には原作が並びます。
しかし常々書店のかかわり方はそれだけでいいのだろうか?と個人的には思っておりました。
今回の万城目学原作『プリンセストヨトミ』は大阪出身の作家の地元大阪を舞台にした原作です。
なんとしても書店でいつもと違う取組みをしたいと書店有志で話しました。
大阪中をもっと盛り上げることができるのではないかと・・・。
私の力不足もあり結果として大したことは何もできませんでした。
今回上記にありますように大阪城が真っ赤にライトアップされました。
短時間ですが実際に目にしてみるとほんとに美しいと思いました。
でも全く知らない方も多かったのではないでしょうか?
私の周りにも大勢いました。本屋で働く者の中にも・・・。
実際に自分自身の目で見てみたかったと。
大阪城公園で試写会を行い、出演者を呼ぶということは私たちも提案しました。
私たちの提案はそこに大阪の書店も集結するというものでしたが・・・。
書店の店頭でこのライトアップを告知したり、書店や書店人のblogやtwitterで知らせていればもっと多くの方々に知っていただき、これを楽しめたのではないかと思います。
制作の方に最初に言われた言葉が耳に焼き付いています。
『書店さんはまず原作を売ることを考えてください。』
少し悔しい思いをしています。
書店自身がメディアとしてもっと力を発揮できるのでは・・・?。
もっと書店は違う動きをしなければならないのかもしれません。
最近雑誌の特集で書店が取り上げられることが続いております。
映画関係者が書店を見る目が変わればいいのですが・・・。
6/1発売のMeets Regionalも書店特集です。
お楽しみに!
『気になるから寄り道して帰ろうかな?』という一文を見つける。
それらしきものがもう一つ見つかる。
『なんの事かな?』
どうも気になってスタンダードブックストアのつぶやきをみると
「プリンセストヨトミ」映画タイアップで、現在(ほんとに今)から23時まで大阪城が真っ赤になっているそうですなう。心斎橋では原作本も在庫ありますよ。万城目さんサイン入りひょうたん(非売品)と共にお待ちしております。【大阪城http://www.osakacastle.net/】
『しまった!全く知らなかった!』
時計を見ると22:33、瞬時に大阪城まで何分かかるかを計算。
『間に合う!』
ギリギリで電車から飛び降りた。
『なんで誰も直接知らせてくれなかったのだろう?』
なんとなく釈然としない気持ちが充満してくる。
しかし気がつくと何かに取り憑かれたようにJR天王寺駅に向かって走り出していた。
そう、原作を読んだ方はわかると思うが
瓢箪を確認した大阪国民が集結するためにすべてを中止して動き出すように。
環状線に乗り、果たして森ノ宮で降りるべきか、大阪城公園で降りるべきか迷い始めた。最近電車で大阪城を訪れていないのでどちらがいいのかわからない。勘で大阪城公園に決める。
玉造あたりで外を見るが大阪城の姿は全く見えない。
『まだ点灯しているのだろうか?』
森ノ宮に着く。22:52。
時間調整があるようだ。1分が異常に長く感じる。
発車するとほどなく大阪城が見えた。真っ赤だった。
写真を撮ろうと携帯を構えるが、並木が邪魔になりなかなか構図が決められない。
シャッターを押せないまま大阪城公園に着いてしまった。
改札を出、階段を降り始めたが大阪城の姿は見えない。
二人組が人気のない公園で歌うフォークソングが鬱陶しかった。
とにかく近づこうと走り始める。
到着するまではこんなに走るはめになるとは思っていなかった。
真っ赤な姿は見えるが、やはり並木が邪魔になって写真が撮れない。また走り始め、ようやく望遠にして一枚撮る。
あまりいい出来ではないはずだ。
もう一枚撮ろうと坂を上り始めたとき、時計を見ると22:59。
時間がない、と思って大阪城を見ると・・・消えていた。
『たった1枚しか撮れなかった・・・』
悔しさと安堵感を抱えながら改札への階段を上った。
『阿部野橋〜大阪城公園』1時間の旅の終了。
『プリンセストヨトミ』いよいよ本日から東宝系にて全国公開です。
ぜひ真っ赤な大阪城をお見逃しなく!
スタンダードブックストアの取組みはこちら。
余談になりますが
原作のある映画が公開されるとなると書店には原作が並びます。
しかし常々書店のかかわり方はそれだけでいいのだろうか?と個人的には思っておりました。
今回の万城目学原作『プリンセストヨトミ』は大阪出身の作家の地元大阪を舞台にした原作です。
なんとしても書店でいつもと違う取組みをしたいと書店有志で話しました。
大阪中をもっと盛り上げることができるのではないかと・・・。
私の力不足もあり結果として大したことは何もできませんでした。
今回上記にありますように大阪城が真っ赤にライトアップされました。
短時間ですが実際に目にしてみるとほんとに美しいと思いました。
でも全く知らない方も多かったのではないでしょうか?
私の周りにも大勢いました。本屋で働く者の中にも・・・。
実際に自分自身の目で見てみたかったと。
大阪城公園で試写会を行い、出演者を呼ぶということは私たちも提案しました。
私たちの提案はそこに大阪の書店も集結するというものでしたが・・・。
書店の店頭でこのライトアップを告知したり、書店や書店人のblogやtwitterで知らせていればもっと多くの方々に知っていただき、これを楽しめたのではないかと思います。
制作の方に最初に言われた言葉が耳に焼き付いています。
『書店さんはまず原作を売ることを考えてください。』
少し悔しい思いをしています。
書店自身がメディアとしてもっと力を発揮できるのでは・・・?。
もっと書店は違う動きをしなければならないのかもしれません。
最近雑誌の特集で書店が取り上げられることが続いております。
映画関係者が書店を見る目が変わればいいのですが・・・。
6/1発売のMeets Regionalも書店特集です。
お楽しみに!