December 14, 2010
【EVENT】 世界を視野に! 『村上隆の闘争論Ⅲ』熱く充実した二時間半でした!

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トークのお相手は幻冬舎の穂原さん。
村上さん曰く『粘着力の人。本を出したいと思ったらどこまでも付いてくる・・・。』
今回はスライドショーの出来も素晴らしく、穂原さんの出番は非常に少なかったです。



参加者は121名。後ろは立ち見になりました。メモを取る姿が多く見受けられました。

いよいよ始まりました!『芸術闘争論』の内容をスライドを交えながらさらにわかりやすく解説していただきました。ARTの歴史やコンテクストを理解していないとなぜARTがあんなに高値で取引されているのかは理解できません。

村上さんは一般人にも理解できる単語を使いながら話されるので伝えたいことが明確でした。


スライドを見ながらARTを解剖!今回はニコニコ動画の中継がなかったので、版権の制約がなくいろいろな作品を使ってわかりやすい解説でした。ARTの共通点=成功のルールを種明かし。もうやりつくされた感がある中で、どのようにして新しさを追求していくのか?その苦闘は世界を相手にしたことのない私には想像できません。そして惜しげもなくご自身の制作過程を披露されました。一言で言うと現代職人技の共演で恐ろしい手間をかけて作品ができています。

素晴らしい
スライドショーを
徹夜で
作成された
宮崎さんも登場!
宮崎さんには
本当に
お世話になりました。

村上さんの推す?oooo(オーフォー)登場!私よくわからずビジュアル系のバンドかと思てもた。12/16から東京・中野Hidari Zingaroで村上さんプロデュースの展覧会を開催するそうです。オープニングパーティにも参加できるバスツアーもあるとか!詳しくはこちら。

強行スケジュールの疲れも見せず
そのまま
質疑応答に突入!

質問の内容が要領を得ないため『もっとコミュニケーション能力を高めるトレーニングをしてください』と厳しい言葉を発することもありましたが・・・

応答の最後には
いつも
優しい目が
ありました。
予定を1時間もオーバーして終了。
村上さん、お忙しい中ありがとうございました。
印象的だったのは質問で『美大に期待することは?』に対して『全くありません!ゼロです!美大に勤める連中はARTのことは全く分かっていません!』との答え。私には日頃から不信感を抱いている娘の担任教師とダブってしまいました。
イベント後厚かましくもお食事をご一緒しました。村上さんが『大阪は私のようなビジネスはやりにくい。だけど今日のイベントは良かった。』とおっしゃり、宮崎さんも『今までのイベントで観客の反応が最高でした。』と。理屈ではなく、また固定概念抜きで純粋に村上さんに興味を持った参加者が多かったのでいいイベントになったのではないでしょうか?
みなさん、大阪にはパワーがあるのですよっ!
上を目指すなら努力すべし、学ぶべし!
非常に明快なメッセージでした。
ちなみに村上さん、遅くまでお付き合いされ翌朝6時の新幹線で帰京されました。パワフル!
そして幻冬舎『芸術闘争論』必読です!
アート好きじゃなくても職種、年齢、性別問わずお薦めです。
村上さん1962年早生まれ、私1961年生まれ。おんなじ学年やん!こうも違うとは!まずはドメスティックにやっていこうかな、私は・・・。なかなか機会はないでしょうがまたお会いしたいと思ってしまいました。