December 24, 2010

【BOOK】今年も田中凛太郎さんからのクリスマスプレゼントが!

QUEEN
田中凛太郎さんから今年もクリスマスに
Queen of Vintage Vol.2: Meow
/Featuring Kathleen’s Curated Vintage Collections
が入荷しました。
昨年のKing of Vintage No.1:Heller's Cafeと同じく
税込5,250円です。
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KING
昨年クリスマスに発売された
King of Vintage No.1:Heller's Cafeにご満足いただいた方々にはきっと今回も大満足いただけるはずです。
こちらもまだお持ちでない方はぜひ。

QUEEN1
My Freedamn!』主催の古着イベント『Inspiration 2011』の特別展示に合わせて製作されたスペシャル本。発売後、瞬く間にソールドアウトとなった前作『King of Vintage No.1: Heller’s Cafe』に続き、今回はハリウッド・コスチューム業界からも注目を集める女性古着ディーラー、キャサリーン・シャーフ(『Meow』オーナー)さんの膨大なデッドストックコレクションを大特集。第二次世界大戦以前に労働者に向けて販売されたオーバーオール・ユニフォームを筆頭に、1930年代〜1950年代に全盛を誇ったカウボーイファッション、そしてアメリカ黄金時代を象徴するフィフティーズファッション、さらに黎明期の貴重なビーチファッションまで、トータル160ページの中に500点以上のレア・アイテムがぎっしり詰め込まれています。
QUEEN2
QUEEN3
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QUEEN5
親愛なるフリーダムヘッズの皆様へ
拝啓 去る2010年2 月12〜13日にバーカー・ハンガー(サンタモニカ空港内)で開催されたマイフリーダム初の古着イベント『Inspiration』は連日好天に恵まれ、大盛況のうちに無事終了することが出来ました。世界中から集結したヴィンテージファンの数は予想を上回る2000人強! 年に一度世界中から古着好きが集まるイベントをロサンジェルスで開催したい―そんな長年想い描いてきた私の夢がついに実現したことになります!  この場を借りて、本イベントを盛り上げてくださった参加者全員に改めて心より感謝申し上げます。  
 その後、様々な反響が方々から届き、この半年間は友人から送られてきた写真を何度も眺めながらイベントを再検証していました。果たして『Inspirationとは我々にとってどんな意味があったのかと……。
 まず『Inspiration』が第一回目にして予想以上の成功を収めることがでた大きな要因は、バーカーハンガー内に自然と生み出された“Good Vibes!”にあったことは疑いの余地もないでしょう。なぜなら当日は古着ファンのみならず、サーファー、バイク乗り、ホットロッダー、音楽好き、といった様々なジャンルのカルチャー人間が世界中から混じり合い、それぞれの個性がユニークなエネルギーを放出していたからです。これは『MyFreedamn!』という書籍表現を通じて私が過去7 年間に試みてきた“ストリート・カルチャーの融合”が、イベントという形態で新しく具体化されつつあることを意味していたのかもしれません。
 一方で、プロモーターとしての私が体験したことは、このイベントには世界中から様々な人種が参加してくださったという“もう一つの現実”です。当2000人の人間が集まれば多様な(ビジネス的)価値観が存在することを私自身はプロモーターという立場から身をもって経験し、改めて「参加者全員をハッピーにさせることが決して容易ではない」ことを痛感したわけです。特に本イベンの“ピュアな部分”を今後もきちんと保ちながらも、一方でビジネスとしてもきちんと成立させてゆくことは決して容易な作業ではないようです。とはいえこのイベントをより長く楽しく継続してゆくために、もっと上手いやり方はないもか……。
 そんな大きな難題に対して自分なりにこの半年は色々と思案を続けてきました。 
 同時に「来年もまたやろう! 」という運営スタッフ全員のポジティヴな意見に後押しされながら、緩やかに次回の準備が進めてきました。そして新しい会場に選ばれたのが、ロンビチーチ港に静かに浮ぶクイーン・メリー号です。1936年にイギリスから世界に向けて初就航したあの豪華客船なら、我々が望む“ヴィンテージ”な雰囲気もたっぷり満喫できるでしょう!
 第一回目の“Reset!”に続き、今回のイベントテーマは“We Insist!”をここに提案させていただきます。コンセプトは私の大好きなジャズアルバムである『We Insist―Freedom Now』(マックス・ローチ、1960年作)からたっぷりインスピレーションを受けました。
 この歴史的“実験ジャズアルバム”が製作された背景には、1950年代後半から気運が高まっていたアメリカの公民権運動がありました。しかし(黒人ミュージシャンである)マックス・ローチが実験的なサウンドに挑んだ本心は決して政治的なメッセージを発信するためだけではなかったようです。実は1950年代に確立されたビーバップ的ジャズアプローチに対する“脱バップ”という新しい挑戦こそが、この名盤を生み出したもうひとつの原動力となったのです。
 ご存知の通り、いま我々が長年愛してきたアメリカン・カルチャーが直面している大きな問題は、1960年代初頭のジャズシーンが抱えていた“マンネ化”と似たような状況にあります。つまり自分たちが長年“クール”だと信じてきたアメリカン的なヴィンテージ・ファッションやカルチャーも、インターネットの到来によって「インパクトを失っている」ような気がしてならないのです。
 果たしてこの状況を脱却するためにヴィンテージ好きの我々はいま何をすべきか?  その解決策は決して容易に見いだせるようには思えませんが、しかしマックス・ローチの作品からは今なおも多くを学ぶことができるように思えます。つまり、自分たちが信じてきた道は今まで通り貫き、しかしさらに多くの新しいファンを巻き込んでゆくためにも今こそ「主張する! 」べきではないではないものかと……。
 開催日は前回と同様に2月第2 週の週末、2011年2 月11〜12日です。翌日は一年で一番盛り上がる『ローズボール・フリーマーケット』がパサディナで開催され、さらにその翌週からはラスベガスで『マジック・ショー』がスタートします。古着及びファッション業界の皆様にはそれらの前に是非ロングビーチにもお立寄りいただき、世界中のヴィンテージファンと楽しい2 日間を共有していただければ幸いです。特に個人的には日本のヴィンテージファンとクイーン・メリー号でお会いできることを心から楽しみにしております。
 Freedamn Heads Unite Again!

 
 敬具
田中凛太郎
2010年12月、
カリフォルニア州サンクレメンテにて。


クリスマスプレゼントにぜひ。
お年玉にぜひ。
お年玉でぜひ。


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