May 30, 2010

【BOOK】書かれてはならないものが書かれてしまった

61RoP-uL1cL__SL160_AA160_ 「それが誰にもすらすら読めてしまうのだから、これは僥倖と呼ぶしかない稀有の事態である」 蓮実重彦

「あらゆる表現の醍醐味が縦横無尽に編みこまれたこの「大きな小説」に10年代の初めに出合えたことが嬉しい」 川上未映子

「今年はこの本を読めたからもうそれだけで良い、と思えました」 伊坂幸太郎

これほどまでに人々をとりこにする小説は。 
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阿部和重 「ピストルズ」。神の町に住まう哀しき一族をめぐる大サーガ、開幕。

665ページの大著。手に取るとずしりと重い。阿部和重さん 初体験のわたしには、これは・・・。
「すらすら読める」といった一方で「読みにくい」という声もある。開いてすぐの「家系図」(?)をみただけで「・・・・・」となる人がいるのもわかるが。

この大著が世間でも、そして当店でも売れている。私の「初」阿部和重にする勇気はないので、「初」は

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「アメリカの夜」 講談社文庫 か、
「グランド・フィナーレ」 講談社文庫 どちらかにしよう。

前者の解説は、あの佐々木敦さん。 群像新人文学賞受賞作。お、読めそうだ。書名が私の偏愛する映画「アメリカの夜」 (フランソワ・トリュフォー監督)と同じなのも好材料だ。

後者の解説はあの!!高橋源一郎さん。(新作「悪と戦う」も売れてます。)こう書いています。
「これは、「人間」も「人間」の形をしたにすぎないものも区別できない「小説」らしきものが横行するこの時代に登場した、ほんとうに数少ない「小説」の一つなのである」・・・・・しかも芥川賞受賞。きっと賛否両論あったに違いない。

地下 小説コーナー 日本文学最前線作家の棚に「ドン」とすべておいております。
高橋源一郎さんはじめ多くの「本物」の方々に衝撃と感激をあたえる阿部和重さん。
これからも注目です。

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