May 19, 2010
【BOOK】作家以前のバロウズとケルアックが・・・

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さて、この本はファンたちの間では伝説となり「カバ本」、と呼ばれていたらしい。しかし、これまで読んだ人がほとんどなく、(誰が読んでたの?)公開されたこともない。良くも悪くも20世紀を代表する作家である二人の伝説のコラボ小説がついに日本でも出版。河出書房新社さん、偉い。商売度外視(?)。
舞台は1944年 8月。第二次世界大戦終結直前のニュヨーク。
「ビートを生み出した殺人事件」として知られるルシアン・カーとデヴィッド・カラマーの事件を軸に進む(らしい)。カー?カラマー? とはだれぞや?
あとがきをパラッと見るとケルアックとバロウズが当時つるんでいた、どうしようもない二人らしい。殺人もあったらしく、「ビート」周辺、そして後年のビート文学大好き一派の間ではかなり有名な「ふたり」&「事件」らしい。
あとがきが25ページ程度あり、私のような半端なビート文学好きには本編よりもそちらがおもしろそう。(失礼。なにせ文庫 「裸のランチ」に何度トライしても挫折してしまうのです)
「そしてカバたちはタンクで茹で死に」 ジャック・ケルアック&ウィリアム・バロウズ 共著
河出書房新社 ¥2100 地下ビート・ジェネレーション・コーナーにあります。
「裸のランチ」 河出文庫ももちろん、あります。
そのタイトルが・・・「そしてカバたちはタンクで茹で死に」。 ??????
この本は