February 16, 2010
【BOOK】 大竹伸朗『全景 』展覧会図録
前回、ご紹介した大竹伸朗の「ニューシャネル」Tシャツは、おかげさまで完売間近ッ!残り数枚となりました。再入荷があれば当ブログでお知らせいたします。今回お買い上げいただけなかった方、もうしばらくお待ちください。
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「別海」Tシャツもコアなファンにウケてます。各3,150円。
別海とは、北海道のオホーツク海に面した町で、大竹伸朗さんが18歳の頃に1年間住み込みで働いていた「ウルリー牧場」があります。
エッセイ集『既にそこにあるもの』(筑摩書房)や『見えない音、聴こえない絵』(新潮社)でも度々登場するこの牧場。
『見えない音〜』に、この牧場主さんのエピソード「牛男の思い」が収録されており、これがまたとても良い話で、まさか大竹さんのエッセイでしんみりするなんて思ってもみなかったのですが、そんな温かい人たちが暮らす別海での展覧会時に作られた、このTシャツのバックには、「URRI」(ウルリー)と「牛」のイラストがプリントされています。そして、その牧場で撮った膨大な数の写真と作品が収録された作品集『18』のタイトルロゴもプリントされてます。
で、この『見えない音〜』には、あの最大級の展覧会「全景」についての様々なエピソードが主に綴られているのですが、大竹さんの気持ちを知るにつれて、この「全景」展が無性に見たくなり、悔しい思いをします。
そんな、「全景」に行けなかった方、「全景」以後に大竹伸朗を知ったという方、会場で買い逃したって方に朗報。
(いまさらですが、)『全景』展覧会図録が再入荷しております。このカタログ、噂では聞くけど現物は見たことないって方が多いと思います。ぜひ現物を見てください。予想以上の迫力です!そして重い!
これまで事情により取り扱いが難しかったのですが、先日初入荷したところ2〜3日ほどで売れてしまいました。このボリュームで、この価格は素直に安いと思います。持ち運びと置き場所に困るだけで、それ以外は大満足!最強の作品集といえるでしょう。ファンなら絶対に持っとくべき1冊。大竹伸朗の全てが詰まってます。
輸送用ケースには「本書は6kgを超える―」と記されており、ウォーホルの『GIANT Size』に勝る重さとなってます。
『大竹伸朗・全景・1955-2006・展覧会図録』
出版社:グラムブックス
価格:9,450円(税込)
日本人アーティスト初!東京都現代美術館の企画展示室、全フロアを使用して開催された、大竹伸朗の空前絶後の大回顧展「大竹伸朗 全景 1955-2006」(2006/10/14〜12/25日)の全内容を、そのままパックした巨大(!!)展覧会カタログ。展覧会場では、予約でスデに品切れとなった伝説的1冊。
約2000点に及んだ展示作品を全掲載。さらに、会場展示風景、年譜、文献表、出版本、手製本、音の仕事までもを完全網羅した最強保存版!エッセイ『見えない音/聴こえない絵』(『全景カタログ』ver.)も収録。
さらに、あの遠隔演奏ノイズバンド『ダブ平&ニューシャネル』の2枚組みCD、展覧会ポスターまで付いてます。