January 31, 2010

【BOOK】行ったことないのに、懐かしい情景・・

sasie
昭和と平成が混ざり合ったアナザーワールド。
そんな、もうひとつの日本にポッカリ浮かぶ「球体」

金沢で制作を続けるアーティスト・指江 昌克さんの絵は、見る者のココロに強い印象を残します。
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遠い記憶を呼び起こす絵。

郷愁感が漂う昭和の日本。そこに混ざり合う現代、近未来、廃墟、宇宙・・。一言で言うなら「ノスタルジック・SF」?とかでしょうか。

ここには、だれも知らない「もうひとつの日本」が存在しています。

もしくは、そう遠くない「日本の未来」?日本に良く似た別の惑星??

古いパチンコのネオンや、マクドナルド、エッソ、風俗店系の看板、昔のファンタのロゴが描かれた自販機といった、昭和のエッセンスたちがギューって凝縮されて作られた謎の「巨大球体」が、ゴミやガレキだらけになってしまった「現代都市」の上にポッカリと浮かんでいます。
そこに人影は一切なく、ただ遠くの方では、巨大工場の煙突からモクモクと煙が上がっていました。一体、此処はどこなんでしょうか??

見れば見るほど気になってしまう。何故ここまで気になってしまうのか、おそらくどこまで行ってもこの答えには到達しそうにないです。ただ、この「球体」に吸い寄せられて、この絵から眼が離せなくなってしまったみたいです。

懐かしくて、新しくて、心地良くて、でもどこか違和感がある。しかし、その違和感がたまらなく気持ちいい。よく旅行先で、行った事ないはずなのに、なんか懐かしく感じてしまうアレに似ているように思います。

昭和生まれの方なら間違いなく「共感」を刺激されると思います。
『千と千尋の神隠し』なんかが好きな方にもウケそうですが、日本ではまだ認知度が低く、一方で海外では熱狂的な人気っぷりらしい。たしかに、ヨーロッパあたりでメッチャウケそう。この先、ますます注目度が上昇していくアーティストです。

指江 昌克さんが2009年12月に、東京・ミヅマアートギャラリーにて行った展覧会「デファクトスタンダード」開催にあたり作られた展覧会図録。
まとまった作品集として出版物は現在のところこの図録のみだと思います。
サンプルもご用意しています。このアナザーワールドを体感してみてください。

『指江昌克 展覧図録』
オールカラー、14ページ
定価:800yen(税込)

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