November 23, 2009
【CAMERA】針穴から撮るレトロ写真がブームの兆し?vol.2
さて、先日ご紹介しましたように、ピンホールカメラが今話題となっています。
そして、本日は木製でできたピンホールカメラをご紹介します。
香港ZEROImage社製 『Zero2000』 税込¥16,800-
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ピンホールカメラとは、パッと見は「タダの箱」。そして針でさした様な小さな穴が空いているだけ。これが全てです。後はちょっとした便利な金具なんかがついていたりするだけで、究極にシンプルな箱。それをちょっといじるだけで見たことのない写真が撮れちゃう魔法の箱なのです。
その歴史はすごく古く、あの葛飾北斎の画にもピンホールの原理が登場するくらいピンホールって言うのは歴史のある箱。何百年の時を経て今なお存在する魔法の箱なのです。
そして北斎がそうだったようにピンホール写真の描写もアバンギャルド。近くから遠くまで、ほぼ全部にピントが合い、動いている被写体は遠い記憶のようなブレを残し、わずかなシャッターの開き時間で全然違う時間と空間を作り出します。
とってもシンプルな構造だから撮り手の意志をダイレクトに伝えつつ、ちょっとした偶然と失敗で名作へと昇華させる、それがピンホールカメラです。
ZERO2000のボディは手作業によって組み立てられ、ヴァイオリンのような光沢を放つチーク材と真鍮製のダイヤルとのコントラストがとっても魅力的です。一見、ただの箱にダイヤルがついてるだけにみえますが、写真はバッチリ撮れます。でもシンプルなので操作はとっても簡単。シャッターをずらして、数秒経ったら戻すだけ。たったそれだけで別世界の写真がホルガと同じ120フィルムに写り込みます。
ボディは一年以上寝かしたチーク材を丁寧に表面処理を施し、ダイヤル類は高級感がありながら、どこか懐かしくもある真鍮製です。
二つの絶妙なコントラストは、高級インテリアのような雰囲気がありますが、それもそのはず、ZEROは香港のインテリアデザイナー「Zernike Au」によって生み出された、ハンドメイドのピンホールカメラなのです。
SPEC
●使用フィルム:中判(120)フィルム
●画面サイズ:6×6cm
●サイズ:W133×H83×D45
●重さ:250g