November 19, 2009
三ツ寺本屋通信 Vol.69 ◆本日限定ポイント2倍◆
☆☆☆
三ッ寺本屋通信
第69号 by std.
☆☆☆
2009年11月19日配信
■今週の名言■
『日本人はこれから学ぶものの適否について事前チェックをしない。これは私たちに刷り込まれた一種の民俗誌的奇習です。』
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通販ご希望の方はこちら。
通販の一部の商品でクレジットカードが
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三ッ寺本屋通信
第69号 by std.
☆☆☆
2009年11月19日配信
■今週の名言■
『日本人はこれから学ぶものの適否について事前チェックをしない。これは私たちに刷り込まれた一種の民俗誌的奇習です。』
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■今週の名言■
『日本人はこれから学ぶものの適否について事前チェックをしない。これは私たちに刷り込まれた一種の民俗誌的奇習です。』
「日本辺境論」 内田樹 新潮新書
日本人は無意識のうちに、『結果的に学べるなら、誰に師事したって同じである』と思っているそうです。
なんとアバウトな考えでしょう。日本人って達観しているというか、えらく大胆だったのですね。だから学ぶ対象を深く考えないようです。
しかしそれが悪い方に出ると、国際的には上位者?である米国や中国の顔色をきょろきょろと伺いながら右往左往することになる。
悪いと思っていても、おかしいと思っていても止められないのです。国際的にはちょっと・・・。
(著者はこれをTVドラマ水戸黄門を例にうまく表現しています。)
いいほうの例は師弟関係。師は一見無意味なことばかり弟子にさせます。師はどんな意味があるのかは教えてくれません。
けな気な弟子は『先生は私に無意味なことをさせるはずがない。しかし私には意味がわからない。意味がわからないということが
私が学ばねばならない理由だ』と考え、『学び方』を学びます。学び方を学ぶとどんな経験からも人物からも学べるようになるようです。
素晴らしい!冒頭の言葉の例として後者のような例が増えることを願っています。
日本は辺境に位置すればこそこのような資質?を身に付けたようです。著者は辺境ならとことん辺境で行きましょう!と提案しています。
よく日本は物真似が得意と言われますが、何からでも学べる素晴らしい資質で何も気にすることはないと考えるべきなのでしょうね?
■今週の新刊その1■
雑誌BRUTUS 2009/12/1 no.675 特集「泣ける映画」
「泣かす映画」に興味はないが、「泣ける映画」はたまらなく好き。「泣かそうとする映画」は多いが、「しみじみ泣ける映画」は意外と少ない。そこで編集部が映画通、映画関係者100人に大アンケート。総合部門・友情・恋愛・子供・戦争・スポーツ・動物・人生、の各部門別トップ10。他にも北川景子、阿部サダヲ、西田敏行(いつも泣いとるやないか)伊坂幸太郎などが選んだ泣ける映画インタビューものってます。どの部門にも「これは納得」の1本が入っています。
たとえばこんな映画がはいっています。「グラン・トリノ」「スケアクロウ」「恋のためらい フランキーとジョニー」「ビッグ・フィッシュ」「カリフォルニア・ドールズ」「最前線物語」などなど。やはり本物を知った方々のチョイスです。別冊として「笑える映画」特集もついてます。
■今週の新刊その2■
「フルカワヒデオ・スピークス」 アルテス・パブリッシング刊
「アラビアの夜の種族」「ベルカ、吠えないのか?」などでその名を轟かす、現代日本文学界の雄、古川日出男さんの対談集が出ました。「音楽」「言葉なきもの」「言葉」の3章に分けて、各界の注目の人たちと徹底的に語っております。
ILLの中村弘二さん 詩人の和合亮一さん アメリカ文学者の佐藤良明さん 翻訳家の岸本佐知子さん 画家の大竹伸朗さん
ファッションデザイナーの桑原直さん 脳科学者の茂木健一郎さん ゆらゆら帝国の坂本慎太郎さん アジカンの後藤正文さん 批評家の佐々木敦さん とバラエティにとみ、かつ注目の方々ばかり。まさに出会い頭の異ジャンル対談集となっています。いまならオフィシャル古川日出男ステッカー全冊に封入!
■今週のニュース■
梅田ブルグ7さんで上映中の映画「ファッションが教えてくえること」。当店メルマガ会員様限定のサービス!
上映中に劇場窓口で当店のメルマガ配信画面(登録完了の画面「ご登録ありがとうございましたSTANDARD BOOKSTORE」)をご提示頂くと、当日大人200円引き、学生100円引きで、ご覧頂けます。学生の方は学生証をお忘れなく。上映期間、上映時間にご注意ください。
■今週のニュース2■
---ポイント2倍Day---
2009年11月19日(木)限定で通常500円分ご購入でスタンプ1つのところ、スタンプ2つ捺印させて頂きます。店内すべてのご利用が対象です。この機会に是非お立ち寄りください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
『日本人はこれから学ぶものの適否について事前チェックをしない。これは私たちに刷り込まれた一種の民俗誌的奇習です。』
「日本辺境論」 内田樹 新潮新書
日本人は無意識のうちに、『結果的に学べるなら、誰に師事したって同じである』と思っているそうです。
なんとアバウトな考えでしょう。日本人って達観しているというか、えらく大胆だったのですね。だから学ぶ対象を深く考えないようです。
しかしそれが悪い方に出ると、国際的には上位者?である米国や中国の顔色をきょろきょろと伺いながら右往左往することになる。
悪いと思っていても、おかしいと思っていても止められないのです。国際的にはちょっと・・・。
(著者はこれをTVドラマ水戸黄門を例にうまく表現しています。)
いいほうの例は師弟関係。師は一見無意味なことばかり弟子にさせます。師はどんな意味があるのかは教えてくれません。
けな気な弟子は『先生は私に無意味なことをさせるはずがない。しかし私には意味がわからない。意味がわからないということが
私が学ばねばならない理由だ』と考え、『学び方』を学びます。学び方を学ぶとどんな経験からも人物からも学べるようになるようです。
素晴らしい!冒頭の言葉の例として後者のような例が増えることを願っています。
日本は辺境に位置すればこそこのような資質?を身に付けたようです。著者は辺境ならとことん辺境で行きましょう!と提案しています。
よく日本は物真似が得意と言われますが、何からでも学べる素晴らしい資質で何も気にすることはないと考えるべきなのでしょうね?
■今週の新刊その1■
雑誌BRUTUS 2009/12/1 no.675 特集「泣ける映画」
「泣かす映画」に興味はないが、「泣ける映画」はたまらなく好き。「泣かそうとする映画」は多いが、「しみじみ泣ける映画」は意外と少ない。そこで編集部が映画通、映画関係者100人に大アンケート。総合部門・友情・恋愛・子供・戦争・スポーツ・動物・人生、の各部門別トップ10。他にも北川景子、阿部サダヲ、西田敏行(いつも泣いとるやないか)伊坂幸太郎などが選んだ泣ける映画インタビューものってます。どの部門にも「これは納得」の1本が入っています。
たとえばこんな映画がはいっています。「グラン・トリノ」「スケアクロウ」「恋のためらい フランキーとジョニー」「ビッグ・フィッシュ」「カリフォルニア・ドールズ」「最前線物語」などなど。やはり本物を知った方々のチョイスです。別冊として「笑える映画」特集もついてます。
■今週の新刊その2■
「フルカワヒデオ・スピークス」 アルテス・パブリッシング刊
「アラビアの夜の種族」「ベルカ、吠えないのか?」などでその名を轟かす、現代日本文学界の雄、古川日出男さんの対談集が出ました。「音楽」「言葉なきもの」「言葉」の3章に分けて、各界の注目の人たちと徹底的に語っております。
ILLの中村弘二さん 詩人の和合亮一さん アメリカ文学者の佐藤良明さん 翻訳家の岸本佐知子さん 画家の大竹伸朗さん
ファッションデザイナーの桑原直さん 脳科学者の茂木健一郎さん ゆらゆら帝国の坂本慎太郎さん アジカンの後藤正文さん 批評家の佐々木敦さん とバラエティにとみ、かつ注目の方々ばかり。まさに出会い頭の異ジャンル対談集となっています。いまならオフィシャル古川日出男ステッカー全冊に封入!
■今週のニュース■
梅田ブルグ7さんで上映中の映画「ファッションが教えてくえること」。当店メルマガ会員様限定のサービス!
上映中に劇場窓口で当店のメルマガ配信画面(登録完了の画面「ご登録ありがとうございましたSTANDARD BOOKSTORE」)をご提示頂くと、当日大人200円引き、学生100円引きで、ご覧頂けます。学生の方は学生証をお忘れなく。上映期間、上映時間にご注意ください。
■今週のニュース2■
---ポイント2倍Day---
2009年11月19日(木)限定で通常500円分ご購入でスタンプ1つのところ、スタンプ2つ捺印させて頂きます。店内すべてのご利用が対象です。この機会に是非お立ち寄りください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。