October 14, 2009
【ミュージック】ニューヨークの地獄の音響で踊るバレエ

その菊地さんのユニット、「ペペ・トルメント・アスカラール」。「男色の、砂糖漬けの、拷問」というすさまじい意味を持つユニット、バンドだ。現在の氏のパブリック・イメージを決定づけたともいえる名盤「南米のエリザベス・テイラー」録音でのワンナイトバンドとして結成されたが、以降、そのまま世界でも類を見ない官能的な活動を5年間にわたり、続けている。ピアノ、ウッドベース、2パーカッション、弦楽四重、バンドネオン、グランド・ハープ、サックス、ヴォーカルという不気味で想像がつかない編成だ。
「ペペ」の第4弾アルバムがまもなく10月28日にリリースされる。 ラテン・ラウンジと現代音楽をミックスしたオリジナル。集団完全即興。氏は本作で、クラブのダンスフロアにオペラ、バレエというクラシックの要素を持ち込み、ハイブリッドなダンス・ミュージック・アルバムを作った。ペペ史上最も「踊れる」アルバムとなっている。私もいちはやく聴かしていただいたが、なんとも言葉では説明しにくいのですね。ま、それが本来、音楽の持っている特性といえるのでしょうが・・
その「ペペ」が京都公演を行う。11月17日 KBSホール
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