September 12, 2009
【BOOK】菊地成孔さん、大谷能生さんダブル直筆サイン本!!

音楽批評誌「EsPresso」を編集・執筆する他、批評活動、演奏活動(サックス、エレクトロニクス奏者である)をメインに教養的かつレフトな姿勢で日本のインディペンデントな音楽シーンに深く関わり、アンダーグラウンドでは着実に評価を得ている、大谷能生さんのお二人が、スタンダードブックストアの無茶なお願いをきいていただきました!
菊地さんについてはもういまさら言うこともないくらい、目と耳の肥えた人に、知らない人のない音楽家(サックス)、文筆家、批評家である。お会いしたがとてもフランクな感じの人であった。もちろん、演奏は素晴らしい。
なんとお二人の今月発売の共著新刊「アフロ・ディズニー」(文藝春秋社刊)にサインをしていただきました!ラジオや大学での講義、演奏などで行動をともにされることも多く、プライベートでも仲がよい(勝手に予想)お二人のサインが同じ本に揃うのは超貴重!部数は・・・
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完全限定20部!
両氏は、東大教養学部やアテネ・フランセ映画美学校で共に音楽の講義を担当し、その講義録を出版。FMラジオ・パーソナリティを共に務めている。 他に、演奏家としてのライブ活動や、自身主催の対談イベント『大谷能生のフランス革命』や音楽、文学に関するレクチャーを開くなど精力的に活動をしている。
東京大学での講義を完全収録した「東京大学のアルバート・アイラー」歴史編、キーワード編(現在は文藝春秋で文庫化)に続く、大学での講義録第2弾。副題にはこうある。
「エイゼンシュテインからオタク=黒人まで」と。
コンビが慶應大学で展開した、挑発的、狂想的、壊乱的な「現代芸術」完全講義録、前半戦。(後半戦があるのだ!)ポップ・カルチャー史を通じて20世紀を解読し、21世紀のわたしたちの「意識」と「視聴覚」をも解読する。圧巻の「アカデミズムのパフォーミング・アート」!
「アルバート・アイラー」は素晴らしかった。音楽を、文化をここまで明晰に文章化できる人はそうそういない。目からウロコ1000枚くらい落ちました。20世紀のジャズ、ひいては音楽記号論、バークリーメソッド、MDIの意義、マイルス、バッハ・・・よくわかる。この「アフロ・ディズニー」はさらにその上をいくこと、間違いない。
「アフロ・ディズニー」文藝春秋刊 税込み¥1500 278ページ


そんなわけで、早いもの勝ち、完全限定20部!お買い上げはお早めに。
当店では菊地さんの書籍コーナーを常設しております。大谷さんの著書も手に入るものはすべてあります。ピアニストの南博さん(このあいだ大阪で菊地さんとデュオ・コンサートを行われた)の本も置いています。菊地さんのCD「花と水」(前述の南さんとのデュオ・アルバム)も販売中。
菊地さん(当店では親しみをこめて勝手に」きくっつぁん、とと呼んでおります)、大谷さん、機会がありましたらまたイベントをお願いします。 by S