July 29, 2009
【ＢＯＯＫ】アップダイクが読めない国 日本
アップダイクの本が読めない国 日本のアメリカ文学好きに朗報。現在刊行中の世界文学全集（河出書房新社）でアッダイクの「クーデタ」が発売！しかもこの全集の編者である池澤夏樹さんの翻訳で！氏はこう言っている。
「普通のアメリカ人が何を考え、どうやって暮らし、どんな風に愛しあっていたか、それを知るにはいちばんいいのはアップダイクの小説を読むことだ」と。
通販ご希望の方はこちら。
通販の一部の商品でクレジットカードが
ご利用頂けるようになりました。 ⇒ こちらから
イベントチケット通販はこちら
「クーデタ」はコーランが響き渡る冷戦時代のアフリカを舞台に戦後アメリカ最大の作家が巧みに構築した物語。
アップダイクは「ウサギ」ことハリー・ラングストロームを主人公をとした４部作（走れウサギ、帰ってきたウサギ、金持ちになったウサギ、さようならウサギ）で一躍有名になり、都会的作風で内外の読者に人気がある。「金持ちになったウサギ」でピューリッツァー賞受賞。惜しくも今年、76才で亡くなった。
現在、多くの日本語訳版が絶版状態。当店にあるのは「終焉」「ガートルードとクローディアス」のみ。新潮文庫で出ていた「イーストウィックの魔女たち」「結婚しよう」も絶版・・・しかし！
当店には1冊だけこの本がある！前述のアングストローム4部作を2分冊にして豪華美麗ケースに収納した愛蔵版「ラビット・アングストローム4部作」 新潮社 だ。気になるお値段は大変お求め安い価格・・・ではない税込み￥21,000
20世紀激動の歴史を背景に、執筆期間のべ30余年、5000枚に描かれた人生の真実。
最初で最後の4部作一括刊行。
お取り置き（1週間）、通販もＯＫです。その場合、まずは在庫確認のお電話を。
by S
