April 08, 2009
【CD】菊地さんの「ブルー・イン・グリーン」に陶酔。
花鳥風月を思わせる色彩豊かなアルバム。アバンギャルからクラブ・シーンまで熱狂させる鬼才、サックス奏者であり音楽講師、さらに文筆家として音楽雑誌やファッション雑誌でも活躍中の菊地成孔さん。ニュー・アルバム「花と水」入荷!このアルバムでは盟友ピアニスト、南博さんとのデュオで最高のインタープレイを聞ける。茶匠、華匠として活け、磨き、奏でる瑞々しく艶やかな、即興の室内楽。
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早速、購入。以前、当スタンダードブックストアでのトークショウに来ていただいた菊地さん。(ホントです)今の今まで肝心のアルバムを聴いていなかったのは恥ずかしい限り。このアルバムの静かな立ち上がりに「おっ!」となった。2曲めウェイン・ショーターの「フォール」で釘づけになり、マイルスの「ブルー・イン・グリーン」で陶然となった。菊地さんの艶やかで硬質なサウンドにうなり、きらびやか、かつ自由な南さんのピアノが素晴らしい。
吹き込んだ息の流れが感じられるようなサウンド、私好みのサックス。。空気の振動の強弱がそのまま音になったような吹きっぷり。微妙なニュアンス、大胆なダイナミクス。解説には色彩ゆたかなサウンド、とあるが私には闇のなかで何か生き物が息づいているような感触を得た。実をゆうと墨絵の世界を感じたのであるが・・・
オリジナル楽曲も素晴らしいが前述のショーター、マイルスのほかにも演奏しているミンガス、ビリー・ストレイホーン、バッハ、ミッシェル・ルグランのスタンダードもよい。(特にミンガスの「オレンジ色は彼女の色」の南さんのピアノが・・)
スタンダードブックストアではアルバム「花と水」と共にめでたく文庫化された「東京大学のアルバート・アイラー 歴史編/キーワード編」と「スペインの宇宙食」、南博さんの「鍵盤上のUSA」ととも特設コーナーを設置。ドドーンと多面・山積みしております。今読んでいる「東京大学のアルバート・アイラー」も素晴らしい。本については後日紹介させていだだきます。ビ・バップ論に目からウロコとだけ言っておこう。
「花と水」 イーストワークエンターテインメントから発売中。
税込¥3000
前述本「アイラー」2点は文春文庫。「スペインの宇宙食」は小学館文庫です。
アートワークスはNTTドコモ「id」や東京ミッドタウンの仕事で知られるアートディレクター水野学さん(good design company) 5月2日には大阪 ザ・フェニックスホールでライブがあります!
当店では菊地さんのことを店員の間で呼ぶときには親愛をこめて「きくっつぁん」と江戸前風に読んでいます。スイマセン・・・ by S
吹き込んだ息の流れが感じられるようなサウンド、私好みのサックス。。空気の振動の強弱がそのまま音になったような吹きっぷり。微妙なニュアンス、大胆なダイナミクス。解説には色彩ゆたかなサウンド、とあるが私には闇のなかで何か生き物が息づいているような感触を得た。実をゆうと墨絵の世界を感じたのであるが・・・
オリジナル楽曲も素晴らしいが前述のショーター、マイルスのほかにも演奏しているミンガス、ビリー・ストレイホーン、バッハ、ミッシェル・ルグランのスタンダードもよい。(特にミンガスの「オレンジ色は彼女の色」の南さんのピアノが・・)
スタンダードブックストアではアルバム「花と水」と共にめでたく文庫化された「東京大学のアルバート・アイラー 歴史編/キーワード編」と「スペインの宇宙食」、南博さんの「鍵盤上のUSA」ととも特設コーナーを設置。ドドーンと多面・山積みしております。今読んでいる「東京大学のアルバート・アイラー」も素晴らしい。本については後日紹介させていだだきます。ビ・バップ論に目からウロコとだけ言っておこう。
「花と水」 イーストワークエンターテインメントから発売中。
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前述本「アイラー」2点は文春文庫。「スペインの宇宙食」は小学館文庫です。
アートワークスはNTTドコモ「id」や東京ミッドタウンの仕事で知られるアートディレクター水野学さん(good design company) 5月2日には大阪 ザ・フェニックスホールでライブがあります!
当店では菊地さんのことを店員の間で呼ぶときには親愛をこめて「きくっつぁん」と江戸前風に読んでいます。スイマセン・・・ by S