
皆さんは1961年のアメリカ映画「荒馬と女」をご覧になっただろうか。マリリン・モンロー・クラーク・ゲーブル主演。男と女は永遠の「misfits」(そぐわないもの・相容れないもの とでも訳すのか・・)ジョン・・ヒューストン監督のヘビーな傑作である。白黒の荒々しいタッチの表面の下にギリギリの繊細さが潜んでいる・・・
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本書はこの映画のプロモーションとして出版された、撮影現場のメイキング写真集「the misfits」(洋書)である。
その任を託されたのが写真家集団マグナムである。 イヴ・アーノルド コーネル・キャパ カルティエ・ブレッソン インゲ・モラス エルンスト・ハースら。
画像は休憩中の?クラーク・ゲーブル。シブい・・ 彼は撮影終了後 公開前に急死してしまった。モンローも翌年急死。モンゴメリー・クリフトも数年後に自殺。「呪われた映画」とゆわれる所以である。

画像はモンローに演技をつけるヒューストン監督。死ぬ前のモンローはかなり不安定でしばしば現場でトラブルを起こしているが本作ではどうだったのだろう・・いずれにせよこの映画のモンローは素晴らしい。それまでのセックス・シンボルたるモンローと違い、繊細で感じやすく脆い女像をうまく演じている。(それともこれが地?)男と女はミスフィッツでありながら少し希望を残したラストとなっている。

なんだか本ではなく映画の紹介のようになってしまった。映画ファンも写真好きの方も是非店頭で実物を見てください。映画と同じくモノクロの写真達がカッコよいですよ。
「the misfits」 ファイドン刊 税込み¥1575 です。192ページでこのプライス。
地下 洋画DVDコーナー(DVDではないですが)で販売中。 by S
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