January 20, 2009
三ツ寺本屋通信 vol.47 by std.
☆☆☆
三ッ寺本屋通信
第47号 by std.
☆☆☆
2008年12月19日配信
■今週の名言
今、ここを過ぎてしまえば、2人は今度こそ永遠のフレンドになる。
「キッチン」吉本ばなな著 新潮文庫/角川文庫
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通販の一部の商品でクレジットカードが
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イベントチケット通販はこちら
三ッ寺本屋通信
第47号 by std.
☆☆☆
2008年12月19日配信
■今週の名言
今、ここを過ぎてしまえば、2人は今度こそ永遠のフレンドになる。
「キッチン」吉本ばなな著 新潮文庫/角川文庫
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初めて「キッチン」を読んだ中学生の頃には、その後の人生でこんな風に何度もこの言葉を思い浮かべることになるなんて思いもしなかったな。
なんて、独り、公園のベンチに寝っ転がって空を見上げながらふと思う。
「フレンド」ってところが、言い得て妙だよなぁー。男と女の、微妙な関係。その危うさ、脆さ、ずるさ。
友情というには偽善過ぎて、恋愛に括るには未成熟の、なんともいえないこの距離間。そこに突如として現れた、文字通りの「ターニングポイント」。
伸るか?それとも、反るか??主人公のみかげの、この後の決断と、そこで起こる奇跡。あたしは、何度も思い返す。
永遠のフレンドになんか、なってたまるか。
そう思って、みかげと同様に伸り続けてきた今までの人生を。
それにしても、あたしにとって「キッチン」は、ばなな作品の中で間違いなく最高傑作だと思うのだけど、
デビュー作が最高傑作っていうのもなんだか皮肉なもんだよなぁー、って余計なお世話か。
とにかく、と、ぐっと伸びをしてベンチから起き上がり、あたしはもう一度独りごちる。
永遠のフレンドになんか、なってたまるか、バカヤロー。
■今週の新刊■
COURiER japon vol.51 2009 jan.
とにかくグローバルと言えばすっかりアメリカンと同義語になってしまっているこの日本において、
全世界のメディアをくまなく網羅し、多角的な視点を与えてくれる希有な雑誌、クリーエ・ジャポン。
1冊を読み終えるのに1日以上を費やすのは当たり前。
読みとばすのを許さないその編集・企画力はずば抜けています。
そのクーリエから12月に発売されたこの号にはなんと、
ポール・オースター、沢木耕太郎、柴田元幸、小川洋子という豪華な面々のクリスマスストーリーの朗読CDがついています。
素直に楽しむのもよし、英語を勉強するもよし。
地下フロアにて流していますので、ぜひチェックを。真っ赤な表紙が目印です!
■今週のニュース■
大阪アート界の新星☆田岡和也さんの展示会始まります!!12/24-
digmeARTオーディションやArtOSAKAをはじめ、数多くの作品を発表し続ける田岡さんの作品展を当店カフェで行います。
なんと、テーマは"STANDARD"!
本当にありがとうございます、田岡さん!!
みなさんは、スタンダードと聞いて何を思い浮かべますか?どんなイメージを持ちますか?
果たして田岡さんの表現するスタンダードとは???
絵本を始め、小さな作品を中心にカフェを彩ってくれます。
お楽しみに!!詳しくは↓
http://www.standardbookstore.com/archives/65147002.html
※たくさんのご来場ありがとうございました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。次回は1月5日(金)の予定です。
なんて、独り、公園のベンチに寝っ転がって空を見上げながらふと思う。
「フレンド」ってところが、言い得て妙だよなぁー。男と女の、微妙な関係。その危うさ、脆さ、ずるさ。
友情というには偽善過ぎて、恋愛に括るには未成熟の、なんともいえないこの距離間。そこに突如として現れた、文字通りの「ターニングポイント」。
伸るか?それとも、反るか??主人公のみかげの、この後の決断と、そこで起こる奇跡。あたしは、何度も思い返す。
永遠のフレンドになんか、なってたまるか。
そう思って、みかげと同様に伸り続けてきた今までの人生を。
それにしても、あたしにとって「キッチン」は、ばなな作品の中で間違いなく最高傑作だと思うのだけど、
デビュー作が最高傑作っていうのもなんだか皮肉なもんだよなぁー、って余計なお世話か。
とにかく、と、ぐっと伸びをしてベンチから起き上がり、あたしはもう一度独りごちる。
永遠のフレンドになんか、なってたまるか、バカヤロー。
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とにかくグローバルと言えばすっかりアメリカンと同義語になってしまっているこの日本において、
全世界のメディアをくまなく網羅し、多角的な視点を与えてくれる希有な雑誌、クリーエ・ジャポン。
1冊を読み終えるのに1日以上を費やすのは当たり前。
読みとばすのを許さないその編集・企画力はずば抜けています。
そのクーリエから12月に発売されたこの号にはなんと、
ポール・オースター、沢木耕太郎、柴田元幸、小川洋子という豪華な面々のクリスマスストーリーの朗読CDがついています。
素直に楽しむのもよし、英語を勉強するもよし。
地下フロアにて流していますので、ぜひチェックを。真っ赤な表紙が目印です!
■今週のニュース■
大阪アート界の新星☆田岡和也さんの展示会始まります!!12/24-
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なんと、テーマは"STANDARD"!
本当にありがとうございます、田岡さん!!
みなさんは、スタンダードと聞いて何を思い浮かべますか?どんなイメージを持ちますか?
果たして田岡さんの表現するスタンダードとは???
絵本を始め、小さな作品を中心にカフェを彩ってくれます。
お楽しみに!!詳しくは↓
http://www.standardbookstore.com/archives/65147002.html
※たくさんのご来場ありがとうございました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。次回は1月5日(金)の予定です。