November 10, 2007

三ッ寺本屋通信 第17号 by std.

☆☆☆
三ッ寺本屋通信
第17号 by std.
☆☆☆
2007年10月26日配信

冬→春の20℃よりも、秋→冬の20℃のほうが明らかに薄着で過ごしています。同じ20℃なのに。ま、どうでもいいことですが・・・

■今週の名言■
普通世間ではこどもを単に大人の小さなものと思っているが
もしかしたら全然別の生き物かもしれんじゃないか
『不安の立像』諸星大二郎著 集英社コミックス
速報など最新情報はTwitterで!

通販ご希望の方はこちら。


通販の一部の商品でクレジットカードが
ご利用頂けるようになりました。 ⇒ こちらから


イベントチケット通販はこちら

 ある平凡な家庭で暮らす家族の長男・隆が内緒で飼い始めた生き物を父親が見つけ、捨てに行く途中で言う台詞。
 子供のころの記憶というのはあいまいで、そのとき読んでいた本や空想していたことが現実の体験と混ざってしまうことがある。今、幼少の記憶としてはっきり思い出せる映像も実は頭の中で作り出した虚像かもしれない。あいまいで不安定な世界で生きている子供という存在は大人になる準備期間ではなく、ひとつの独立した種であるとこの父親は考える。
 子供は小さな大人などではなく、ましてや不完全な大人などではない。大人たちの常識が通じず、理解を超えるのも当たり前なのかもしれない。そんな彼らもいつしか、いつのまにか大人になる。人間という生き物ははやっぱり興味が尽きないし、そして怖ろしい。

■今週の新刊■
伊坂幸太郎×斉藤和義『絆のはなし』講談社
 音楽界、出版界ともに話題をさらった小説付きCDをコラボした両氏の対談集。伊坂幸太郎が短編小説を書き、それを元に斉藤和義が歌をつくった。映画原作と主題歌でもなく、ドラマ原作と挿入歌でもない、もの共同作業のことを中心に、今までの作品、奥さんとの出会い、作品の作り方までをダラダラユルユルと語っている。伊坂幸太郎と斉藤和義ファンのみならず、ただの読み物としても十分に面白い一冊。テレビやラジオでもあれやこれやとペラペラしゃべらない二人だからこそ、意外かつ期待通りの発言がばんばん出ます。ユーモアと情緒を忘れない二人に注目です!

■今週のニュース■
UNDERLINE PROJECT VOL.2 DESIGN IN LIFE
デザインタンブラープロジェクト 11/1〜
 前回はカスタムフィギュアでしたが、今回はデザイン媒体をタンブラーに変えてスタートです!デザインはただの飾りではなく、日々を楽しく過ごすために、暮らしを豊かにするために役立つもののはずです。ひとつのタンブラーがあなたの毎日を変えるかもしれません。100個ものデザインタンブラーが並ぶ予定です。ぜひぜひ見に来てください。カフェ内ギャラリーでお待ちしています。

tumbler

















最後まで読んでいただき、ありがとうございます。次回は11月10日(金)の予定です。

standardbookstore at 14:53│Comments (0)clip!MAIL MAGAZINE 
★通販★
※BASE通販サイト※

※BASEはコンビニ決済・クレジットカードがご利用頂けます。

・海外雑誌

twitter
Access
〒大阪市天王寺区堀越町8-16 TENNOJI BASE
TEL.06-6796-8933
[acsess]
JR大阪環状線・御堂筋線・谷町線・近鉄線
天王寺駅 徒歩6分


詳しい地図はこちら>>>