October 12, 2007
【BOOK】 筋か? 表現か? それとも・・・
筋か?表現か?
は昔から、論争の絶えない命題だそうです。
つまり、文章(小説・物語)に大切なものは
ストーリーか? 文章表現か?
という問題です。
みなさんは、どちらですか?
ストーリー派ですか?文章表現派ですか?
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は昔から、論争の絶えない命題だそうです。
つまり、文章(小説・物語)に大切なものは
ストーリーか? 文章表現か?
という問題です。
みなさんは、どちらですか?
ストーリー派ですか?文章表現派ですか?
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ストーリー派の人は、ハラハラドキドキに代表される、次が気になって仕方がない系の、いわゆるオチがある文章を好むでしょう。
文章表現派の人は、日常のとりとめのもない事柄をじっくり味わう系の、風景や心情や過去回帰の絡み合いを楽しめる文章を好むでしょう。
どちらが優れているとか、どちらがレベルが高いとか、どちらが本物かとか、そんな話ではありません。
好みの問題です。
小説ならば、
ストーリー派から言わせれば、文章表現派小説は計画性に基づかない、のんべんだらりの小説で、眠くて仕方がないものだそうです。
文章表現派から言わせれば、ストーリー派小説は多くの場合、無駄に人が死ぬ、安っぽいセンチメンタリズムに溢れたものだそうです。
好みの問題です。ケンカはやめましょう。
が、ここでスタンダードブックストアから提案ということで、新たな文章の指標「名言」について。
別にそんなに新しいことではありません。
文芸誌でも、本に巻きついている帯でも「名言」は良く取り上げられます。
例えば、チャンドラーの「強くなくては生きていけない。優しくなくては生きている資格がない」だとか、
川端康成の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」だとか、
テレビになりますが、踊る大走査線の「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてんだ」だとか。
名言はそれだけで一人歩きします。
それだけを抜き出しても、人はその名言についてあれこれ考えることができるのです。
自分と照らし合わせて考えることができます。
でも、それだけじゃありません。
その短いたった一言でストーリーにより一層のめりこむことができるようになります。
その一言のおかげで、想像がより一層ふくらみます。
見えなかったものが見えてくるきっかけにもなります。
だから、名言なのです。
まるでこの大量の文章は、たったこの一言を引き立たせるためにあるのではないか?とさえ、思う本があります。
この主人公は私だ!なんて思ってしまうとき、名言が役に立っていたりするのです。
だからといって、みんなが名言だという一言が自分にとって名言だとは限りません。
名言は自分自身が決めるものです。
だから、名言は小説の枠さえ超えることができます。
エッセイでもビジネス書でも、旅行記でもいいのです。
・・・と、長々書きましたが、とにかく、筋か?表現か?だけではなく、名言という楽しみ方もあるのです。
少なくとも、筋が好き? 表現が好き? と聞かれたら、僕は「名言が好き」と答えます。
何万字、何十万字からなる一冊の本の中に、輝く一言を見つけるのが「名言派」です。
その名言は表現の中で輝き、そしてストーリーの外へも導いてくれる一言です。
という思いを込めて、始まったスタンダードブックストアメールマガジン「今週の名言」のコーナー。
おかげさまで本日で16回目を配信できました。
ケータイメールマガジンの常識を超えた文字数を配信しているメルマガをいつも読んでくれている皆様、本当にありがとうございます。
皆さまの読書に「今週の名言」は役に立ってますか?立っていませんか? 邪魔ですか?
ホームページにもバックナンバーを掲載はしていますが、今、カフェにあるギャラリースペースにて今まで取り上げた名言たちを集めて展示しています。
ぜひ、本を手に取りながら、新たに名言たちを味わってください。
各スタッフが個人的に選んだ名言たちです。
こんなんが名言て言うか?
と思うかもしれませんが、それはそれで認めてあげてください。彼(彼女)の名言ですから。
筋か?
表現か?
そして、
名言か?
くどいようですが、僕は名言派です。
あなたも、名言派に参加しますか? しませんか?
STANDARDBOOKSTORE N
今週の名言のバックナンバー、
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文章表現派の人は、日常のとりとめのもない事柄をじっくり味わう系の、風景や心情や過去回帰の絡み合いを楽しめる文章を好むでしょう。
どちらが優れているとか、どちらがレベルが高いとか、どちらが本物かとか、そんな話ではありません。
好みの問題です。
小説ならば、
ストーリー派から言わせれば、文章表現派小説は計画性に基づかない、のんべんだらりの小説で、眠くて仕方がないものだそうです。
文章表現派から言わせれば、ストーリー派小説は多くの場合、無駄に人が死ぬ、安っぽいセンチメンタリズムに溢れたものだそうです。
好みの問題です。ケンカはやめましょう。
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別にそんなに新しいことではありません。
文芸誌でも、本に巻きついている帯でも「名言」は良く取り上げられます。
例えば、チャンドラーの「強くなくては生きていけない。優しくなくては生きている資格がない」だとか、
川端康成の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」だとか、
テレビになりますが、踊る大走査線の「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてんだ」だとか。
名言はそれだけで一人歩きします。
それだけを抜き出しても、人はその名言についてあれこれ考えることができるのです。
自分と照らし合わせて考えることができます。
でも、それだけじゃありません。
その短いたった一言でストーリーにより一層のめりこむことができるようになります。
その一言のおかげで、想像がより一層ふくらみます。
見えなかったものが見えてくるきっかけにもなります。
だから、名言なのです。
まるでこの大量の文章は、たったこの一言を引き立たせるためにあるのではないか?とさえ、思う本があります。
この主人公は私だ!なんて思ってしまうとき、名言が役に立っていたりするのです。
だからといって、みんなが名言だという一言が自分にとって名言だとは限りません。
名言は自分自身が決めるものです。
だから、名言は小説の枠さえ超えることができます。
エッセイでもビジネス書でも、旅行記でもいいのです。
・・・と、長々書きましたが、とにかく、筋か?表現か?だけではなく、名言という楽しみ方もあるのです。
少なくとも、筋が好き? 表現が好き? と聞かれたら、僕は「名言が好き」と答えます。
何万字、何十万字からなる一冊の本の中に、輝く一言を見つけるのが「名言派」です。
その名言は表現の中で輝き、そしてストーリーの外へも導いてくれる一言です。
という思いを込めて、始まったスタンダードブックストアメールマガジン「今週の名言」のコーナー。
おかげさまで本日で16回目を配信できました。
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皆さまの読書に「今週の名言」は役に立ってますか?立っていませんか? 邪魔ですか?
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ぜひ、本を手に取りながら、新たに名言たちを味わってください。
各スタッフが個人的に選んだ名言たちです。
こんなんが名言て言うか?
と思うかもしれませんが、それはそれで認めてあげてください。彼(彼女)の名言ですから。
筋か?
表現か?
そして、
名言か?
くどいようですが、僕は名言派です。
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