February 11, 2007

ベルギービール(Blog編)

ホームページにも載せましたが、2月27日(火)に
『ベルギービールに親しむ会』を開催します。

そこで、ホームページには書ききれなかった僕のベルギービールの想い出を
この場を借りて綴らせていただきます。(いいですよね?社長)

僕とベルギービールの出会いは大学4年の卒業旅行。
オランダからベルギー、フランス、イギリスを回る予定で出かけた
ベルギーの首都ブリュッセルでのことです。

ジャン・コクトーが『ヨーロッパ一美しい広場』だと言った
グランプラスを少し外れた路地の奥のカフェに入りました。

ベルギービールの飲める老舗カフェだと『地球の歩き方』には
書いてありました。

店の中は、いかにもヨーロッパという古く落ち着いた内装で、
お客さんはちらほら(まだ日が高かったのかも)で、アジア人は僕一人。

そしてメニューに書かれていた一番上から二番目の項目、
「ランビック ドゥー」を店員さんに告げました。

ここを訪れたのなら、「ランビック」を飲むべきだと『地球の歩き方』に
書いてあったからです。

出てきたのは、でかい壷(生大レベル)と陶器のグラス。

周りを見渡すとそんなでかい壷を前に置いている人はいません。
みんな「生中」くらいの陶器グラスです。

そこでハッとしました。

「『ドゥー』は、『2』じゃないか!」

僕は一番目に書かれていたランビックを頼んだのでは
ベタ過ぎてつまらないからちょっとヒネったつもりで
「ランビック ドゥー」を頼んだつもりだったのに、
「ランビック ドゥー」とは、つまり、
「ランビック ダブル」だったのです。

第二外国語がフランス語だったにもかかわらず、
僕はでかい壷を見るまでそれに気が付きませんでした。

しかし、そこで慌てふためいては日本男児として情けない限りです。

僕は、「俺はいつもダブルくらい軽く飲むんだぜ」という雰囲気を
醸し出しながらランビックを飲み始めました。
(その雰囲気に誰が気が付いてくれたのかは知りません)

そのビールのおいしかったこと、おいしかったこと。

ランビックは2〜3年寝かせた古酒だそうですが、
その味も香りもフルーティーでほんのり甘くてさわやかでした。
ぐいぐい飲めました。
色はワイン色でした。

最後はさすがにお腹がたぷたぷになりましたが。

ところが、丘の上のユースホステルへ帰る道すがら、
酔いが回ってきて、何度も石畳の道につまづきました。

それでもなんとかユースにたどり着き、ベッドに倒れこみました。
同部屋になった酔っ払ったロシア人に起こされるまで寝てました。

ベルギービールはその口当たりとは裏腹に
アルコール度数がかなり高いと僕が知ったのは後になってからです。


僕は今でもベルギービールと聞いただけで
あの香りと味と酔い心地をすぐに思い出すことができます。
もちろん、あのでかい壷も。


ブリュッセルに行くことはなかなかできませんが、
皆さんも『ベルギービールに親しむ会』に参加して
あのフルーティーでさわやかな香りと味と酔い心地を楽しみましょう。

たくさんのご参加をお待ちしています!



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