September 2007
September 28, 2007
三ッ寺本屋通信 第14号 by std.
☆☆☆
三ッ寺本屋通信
第14号 by std.
☆☆☆
2007年9月14日配信
ようやく、街を往く風が涼しくなってきました。さ、秋を探しに行きますか?夏を追いかけに行きますか?
■今週の名言■
「マリア様がイエスを育てたようなつもりで育てること」
『「普通がいい」という病』泉谷閑二著 講談社現代新書続きを読む
三ッ寺本屋通信
第14号 by std.
☆☆☆
2007年9月14日配信
ようやく、街を往く風が涼しくなってきました。さ、秋を探しに行きますか?夏を追いかけに行きますか?
■今週の名言■
「マリア様がイエスを育てたようなつもりで育てること」
『「普通がいい」という病』泉谷閑二著 講談社現代新書続きを読む
September 20, 2007
September 14, 2007
三ッ寺本屋通信 第13号 by std.
☆☆☆
三ッ寺本屋通信
第13号 by std.
☆☆☆
2007年8月31日配信
日本勢が不発の世界陸上。前宣伝で煽りすぎたのか、それともふがいない結果だったのか…
■今週の名言■
「写真家は川ですよ。」
『天才になる!』荒木経惟著 講談社現代新書
アラーキーこと天才荒木経惟が飯沢耕太郎を相手に、少年時代から天才と呼ばれるに至るまでをインタビュー軽形式で語る。アマチュア時代は写真雑誌の投稿ページの常連で有名な懸賞稼ぎだった話、電通時代のとんでもない仕事?ぶり、個人的に好きな写真集「さっちん」「センチメンタルな旅」の撮影秘話まで、楽しく読めた。
アラーキーによると写真は、絵や音楽、文学などのように創作において突き詰めて気が狂うようなものとは違い、抑制のメディアであるらしい。何が抑制に作用するかというと、一つはシャッター音で、熱くなってもシャッター音が熱を冷ましてくれる。もう一つは、本能的に写真家は、こんなもので頂点までいけるわけがないと思っているから。
写真家はこっち側とあっち側(狂気の世界)の境界線、つまり、川であり、写真家によって川幅が違うだけらしい。そう言われれば、写真から強い孤独や悲しみを感じることはあっても、狂気を感じたことはないような気がする。川を渡りきるまで狂気は続かないということか?
アラーキーはこんなもので…と言うけれど、抑制のメディアで人を感動させることの方が大変なことのような気がする。この天才はどこまで本音で答えているのだろう?
追伸:あとがきだけはアラーキーの書き下ろしですが、この人の文章はそこらの作家よりよっぽど味があります。
■今週の新刊■
『TOKYO FIBER'07 SENSEWARE』JAPANクリエーション実行委員会編 原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所企画/構成 朝日新聞社
SENSEWAREとは、簡単に言うと「その気にさせる媒質」だそうで、つまり、触ってみたくなる、何かを作ってみたくなる、どこかに使いたくなる、というような人を誘う物資のことらしい。そんなSENSEWAREとして取り上げられているのが、繊維。恐ろしく薄くて軽かったり、信じられないくらい伸縮したり。
現在の進化した日本の繊維を日本のデザイナーやアーティストがいかに料理したのか?素材にどんな触発を受け、何を喚起させられたのか?繊維はもはや服飾の領域を脱し、テレビや車にまでその可能性を伸ばしている。
印象に残ったのが、「金属や樹脂などの固い皮膜に覆われたプロダクツは20世紀的である。これからのプロダクツは生命のように柔らかい」という本田技研研究所の言葉。
日本の繊維とプロダクツ、そして人間の生活の未来が垣間見える一冊。
■今週のニュース(1)■
Underline Project vol.1"JUKE"
9/1sat.-9/30sun.
関西から新たなクリエイティブムーブメントを起こすべく立ち上がったUnderline Project!! その第一弾、カスタムフィギュア展がスタンダードブックストアカフェで開催!!ベースフィギュアとなる無垢の"JUKE"を40人のクリエイターはどのようにカスタムしたのか?ぜひ、自分の目で確かめてください!フィギュアは先着順で販売もします。
同時に参加クリエイター25人がデザインタンブラーを発売!人と差をつけるマイボトルになるはず!
詳細や参加クリエイターなどは当店ホームページ、またはスタッフまでお尋ねください。
■今週のニュース(2)■
お笑いライブ「ぷらりしゃらり」
9月15日(土)19:00− 1ドリンク制
とうとうお笑い上陸!!静かでゆっくり過ごせると好評をいただいている当店カフェにはたして地鳴りのような大爆笑が起こるのか?それとも氷河期のように凍るのか?
吉本若手芸人7組とMC1組が繰り広げるお笑いライブ!!ブレイク前の芸人たちの熱演をどうぞお見逃しなく!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。次回は9月14日(金)の予定です。
三ッ寺本屋通信
第13号 by std.
☆☆☆
2007年8月31日配信
日本勢が不発の世界陸上。前宣伝で煽りすぎたのか、それともふがいない結果だったのか…
■今週の名言■
「写真家は川ですよ。」
『天才になる!』荒木経惟著 講談社現代新書
アラーキーこと天才荒木経惟が飯沢耕太郎を相手に、少年時代から天才と呼ばれるに至るまでをインタビュー軽形式で語る。アマチュア時代は写真雑誌の投稿ページの常連で有名な懸賞稼ぎだった話、電通時代のとんでもない仕事?ぶり、個人的に好きな写真集「さっちん」「センチメンタルな旅」の撮影秘話まで、楽しく読めた。
アラーキーによると写真は、絵や音楽、文学などのように創作において突き詰めて気が狂うようなものとは違い、抑制のメディアであるらしい。何が抑制に作用するかというと、一つはシャッター音で、熱くなってもシャッター音が熱を冷ましてくれる。もう一つは、本能的に写真家は、こんなもので頂点までいけるわけがないと思っているから。
写真家はこっち側とあっち側(狂気の世界)の境界線、つまり、川であり、写真家によって川幅が違うだけらしい。そう言われれば、写真から強い孤独や悲しみを感じることはあっても、狂気を感じたことはないような気がする。川を渡りきるまで狂気は続かないということか?
アラーキーはこんなもので…と言うけれど、抑制のメディアで人を感動させることの方が大変なことのような気がする。この天才はどこまで本音で答えているのだろう?
追伸:あとがきだけはアラーキーの書き下ろしですが、この人の文章はそこらの作家よりよっぽど味があります。
■今週の新刊■
『TOKYO FIBER'07 SENSEWARE』JAPANクリエーション実行委員会編 原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所企画/構成 朝日新聞社
SENSEWAREとは、簡単に言うと「その気にさせる媒質」だそうで、つまり、触ってみたくなる、何かを作ってみたくなる、どこかに使いたくなる、というような人を誘う物資のことらしい。そんなSENSEWAREとして取り上げられているのが、繊維。恐ろしく薄くて軽かったり、信じられないくらい伸縮したり。
現在の進化した日本の繊維を日本のデザイナーやアーティストがいかに料理したのか?素材にどんな触発を受け、何を喚起させられたのか?繊維はもはや服飾の領域を脱し、テレビや車にまでその可能性を伸ばしている。
印象に残ったのが、「金属や樹脂などの固い皮膜に覆われたプロダクツは20世紀的である。これからのプロダクツは生命のように柔らかい」という本田技研研究所の言葉。
日本の繊維とプロダクツ、そして人間の生活の未来が垣間見える一冊。
■今週のニュース(1)■
Underline Project vol.1"JUKE"
9/1sat.-9/30sun.
関西から新たなクリエイティブムーブメントを起こすべく立ち上がったUnderline Project!! その第一弾、カスタムフィギュア展がスタンダードブックストアカフェで開催!!ベースフィギュアとなる無垢の"JUKE"を40人のクリエイターはどのようにカスタムしたのか?ぜひ、自分の目で確かめてください!フィギュアは先着順で販売もします。
同時に参加クリエイター25人がデザインタンブラーを発売!人と差をつけるマイボトルになるはず!
詳細や参加クリエイターなどは当店ホームページ、またはスタッフまでお尋ねください。
■今週のニュース(2)■
お笑いライブ「ぷらりしゃらり」
9月15日(土)19:00− 1ドリンク制
とうとうお笑い上陸!!静かでゆっくり過ごせると好評をいただいている当店カフェにはたして地鳴りのような大爆笑が起こるのか?それとも氷河期のように凍るのか?
吉本若手芸人7組とMC1組が繰り広げるお笑いライブ!!ブレイク前の芸人たちの熱演をどうぞお見逃しなく!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。次回は9月14日(金)の予定です。
September 10, 2007
【BOOK】 『LIPSETT BOOK A to Z for BON VOYAGE』 旅と海をめぐる、26文字の冒険 1,260円
『LIPSETT BOOK A to Z for BON VOYAGE』 旅と海をめぐる、26文字の冒険 \1,260
今秋ワールドからデビューする大人の男性向けブランド 『LIPSETT/リプセット』のコンセプトブック。続きを読む
今秋ワールドからデビューする大人の男性向けブランド 『LIPSETT/リプセット』のコンセプトブック。続きを読む
【BOOK】 オヤジのための26文字。
LIPSETTというブランドが、今秋ワールドから立ち上がることに先駆けて、発売されたコンセプトブックがあります。
『LIPSETT BOOK A to Z for BON VOYAGE』旅と海をめぐる、26文字の冒険続きを読む
『LIPSETT BOOK A to Z for BON VOYAGE』旅と海をめぐる、26文字の冒険続きを読む