July 29, 2020

【BLOGNOYOHAKU】地元富田林『稔り、みのる。Farm』のミニトマト

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今日もトマトを買いに行った。
自宅からスムースにいけば車で5〜6分の
『稔り、みのる。Farm』へ。
つくっているのは松浦さんという女性。
毎日大阪市内からわざわざ富田林まで通っている。

でも今日購入したのはいつもと違うトマト。
わかります?

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先日地元じないまちでレストランoasiを営む杉本夫妻がスタンダードブックストアに寄ってくれた時に、激しい雨が降ったり、急に日照りが続いたりという不安定な気候で『稔り、みのる。Farm』さんのミニトマトが商品として販売できなくて自分でも食べきれず結構な量廃棄していると聞いた。

努力の結晶が水の泡となり一銭にもならない。


松浦さんのSOSを聞いたoasiではキズモノを購入して加工しているらしいので、私もおいしいトマトソースにすべく買いに行ったのであった。

松浦さんとは買いに行くたびに話を聞くので、点滴のごとく電気制御で水をやりながらこの糖度を保つのがいかに大変か、日照りが強いとすぐにキズがつくので早朝から収穫しなければいけない辛さとかしょっちゅう聞いている。

本来は甘くて、それでいて酸味も少しあり、トマトの青臭さもキープしていて、所謂フルーツトマトとは違うトマトらしさがちゃんとある。さらにさらに皮がとても柔らかきので食感がサイコーなのである。プチぷよとはいいネーミングである。ある時スタンダードブックストアでこのトマトを食べた方が市場でプチぷよを見つけ購入してみたら甘さもなく全く味が違ったらしい。

スタンダードブックストアの消費量は高々知れているけれど地元で頑張る若い方の助けに少しでもなれば。

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昨年台風でハウスが倒れたらしい。農業の稼ぎは知れている(それでいいのかな?)。ハウスを立て直すには結構お金がかかる。ついに農業を止める気になるか?と思ったら農業が好きすぎて止めるという選択肢は全くなかったそうだ。不屈の女。だから倒れないように支柱を継ぎ足して補強している最中(支柱が最上部まで届いていないのがあるでしょ)。結構部品が高いそうでこれまた試練。

無題1
私が購入していた隣のハウスはそろそろおしまいで、8月中旬からはこちらのハウスで収穫。赤い実が生っているのを見慣れていたので緑一色は新鮮。

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緑一色と思いきや黄色い花が。自然に頼ると完全には受粉しないので人の手助けがいる。

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初々しい青い実。

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赤く色付いて収穫が始まると余裕がなくなるので、今のこの青い実が一番愛おしいとキラキラした目で言う松浦さん。
トマトを購入し、毎回彼女にパワーをいただく。

生産者から直接農産物を購入することは、出版業界では印刷工場を訪ねたり、製本過程を見学するような感じかな。生産物に宿る生命のナマ感を感じる。

感じただけでなくそれを店頭で伝えなければいけない。
トマトにも本にもとてつもない工程がある。

スタンダードブックストアの1Fではトマト、2Fでは本を味わって!


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