October 14, 2017
【写真集】石川 真生|MAO ISHIKAWA
沖縄在住の女性フォトグラファー 石川真生(Mao Ishikawa) さんの写真集2点です。
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Red Flower, The Women of Okinawa
Mao Ishikawa
写真家・石川真生
『赤花 アカバナー、沖縄の女』
22.9cm × 33cm
112ページ、ソフトカバー
NYのSESSION PRESS
600部発行
Mao Ishikawa
写真家・石川真生
『赤花 アカバナー、沖縄の女』
22.9cm × 33cm
112ページ、ソフトカバー
NYのSESSION PRESS
600部発行
ニューヨークの出版社セッション・プレスは、この度、沖縄出身の写真家石川真生の写真集「赤花 アカバナー、沖縄の女」 を発刊し、 沖縄県のコザ、金武で1975年から77年の間に撮影した、 処女作「熱き日々 in キャンプハンセン」(1982年あーまん出版)からの作品を中心に、未発表の作品を含めたモノクロ写真80点を紹介します。沖縄の基地の街のバーで働く女性たちの姿を赤裸々に撮った本作は、今よりも日本と沖縄、米国の政治的背景が複雑であった時代に、自分の心の赴くままに純粋に青春を謳歌し、自由を愛する女性へ、石川が熱き想いを込めて制作しました。本作の編集は、石川が書き下ろしたエッセイに合わせ5つの章で構成されています。ボーイフレンドについて噂をしあう女たち、バーに働きにでる姿、家でボーイフレンドと寛ぐ様子、海岸での楽しい午後、そして、未来の沖縄を支える子供たちのポートレイトです。70年代中期から後期に撮影された「赤花 アカバナー、沖縄の女」 は、石川の写真家への道を導くこととなった初期作品として重要な写真集です。
1974年の春の短い間でしたが、 東京の写真学校で東松照明から、写真の基礎について受講したことは、のちの石川の作品のスタイルを築くきっかけとなりました。石川の作品は、 マーティン・パーやその他の海外の批評家が評価するように、一世代前の象徴的で観念的な表現のプロボーク写真とは異なり、対象をまっすぐに捉えたポートレイトであり、力強く生々しい感性に満ち溢れています。また、最も重要な点は、石川の写真は自身が心から興味を持ったことに対し、実際に肌で感じたことのみを表現した点にあります。特に本作では、バーに集まるアメリカ兵の姿を撮影したいと望んだ石川が、しだいにバーで働く女たちに興味をもち、ともに働き、また友人として親交を深めながら2年間の歳月をかけて撮影することで完成しました。論理的に物事を解釈し、また陳腐な感傷に陥ることなく、写真家石川真生の冷静な視線を通し、女たちの姿は、美しく、力強く、生き生きと表現されています。
これまで、沖縄というテーマは日本の著名な写真家、(東松照明、森山大道、荒木経惟、北島敬三)の間でも関心の高い主題として人気を集めてきました。 沖縄に生まれ育った沖縄出身の女性の作家として、石川は生涯をかけて沖縄を精力的に撮り続ける作家として唯一無二の存在と言えるでしょう。
2010年に禅フォトギャラリー協力によりGallery OUT of PLACEより出版された写真集
LIFE IN PHILLY
B4サイズ、全64ページ
初版1,000部|2010年
テキスト:日英併記
B4サイズ、全64ページ
初版1,000部|2010年
テキスト:日英併記
全て1986年のフィラデルフィアで撮影されています。
最後のページには、1982年に石川真生・比嘉豊光さんの共著「熱き日々 in キャンプハンセン!!」に寄稿された東松照明さんのテキストが抜粋されています。
2冊セットでの販売です。