June 16, 2014

【BLOGNOYOHAKU】トークショー@アルトスブックストア in 松江

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私の出張に引っ掛けて『grafの服部滋樹さんトークショー』を企画したら、なんか成り行きで『服部滋樹さんトークショー』をすることになってしまい・・・
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6/5にトークしてきました!場所はなんと松江、『世界の夢の本屋さん2 』にも掲載されている素晴らしい書店『アルトスブックストア』さん!
お忙しい中、急な企画をお引き受け頂いたアルトスの西村さんご夫妻に感謝です。もちろんいつもチョー多忙な中、出雲の国までお付き合い頂いた服部さんにも。


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本が出版されるとスタンダードブックストアでもよく著者をお招きしてイベントを開催する。常々イベントをするのは新刊時だけでいいのか?と疑問を持っていた。出版社は新刊時にその本に対して販促費を投入する(あまりかけないところもあるが)。それは当然のことかもしれないが、刊行から時を経てもまっとうな本は中身が古くなるわけでもない。自分たちがいいと思った本の中身はずっと伝えていくべきであろう。本の中身、また著者をもっとよく知ってもらうドサ回りをしたいなと考えるようになった。昨年学芸出版社からgrafが『ようこそ ようこそ はじまりのデザイン』という本を出版。今年1月にオープンしたスタンダードブックストアあべのの設計もしてもらい、日頃から親しくしているgraf。まずはこの本から取組みたいと考え、実はこれまでに福岡のブックスキューブリック、熊本の長崎書店でトークショーを開催してもらっている。残念ながら私は同行できなかったが・・・。そう、本を売った利益だけでは旅費は賄えない。今回私は玉造温泉で取引先の会合があり、トークショー用の旅費は不要。やらなければならないと思い込み、これまでに一度会っただけの西村さんにすぐに連絡。スケジュールがタイトな中開催を決意していただいた。価値観が似ていると感じた方には自分がいいと思ったことをすぐに伝えたくなる。私のようなヤツにお付き合いいただいているみなさんにはホンマに感謝。
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会場のアルトスブックストア。いい外観。

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開演前、続々と人が集まる。満席だとは聞いていたが、なんだかドキドキ。やはり自分の店でイベントをやるのとは違う感覚。正直めっちゃうれしかった。街に根付いている本屋。

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そして満席に!
お一人だけ急用で欠席、46名も集まってくださった!
twitterでつながってる私と同じ東大阪出身の主婦と初めてお会いできたし、スタンダードブックストアのことを知ってる方が多くてビックリ、そしてうれしかった!
さらに岡山県北の方は1時間半もかけてきて下さったとか。そしてその方が先日わざわざスタンダードブックストアの心斎橋とあべのにご来店、感激〜!

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始まった〜!
テーマは『店づくり、街づくりにおけるデザインのかかわり方』
急にまずはみなさんにyou tubeを観ていただくことに。
打ち合わせにない!
そもそも打ち合わせがない!^^;

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個人の携帯で。

みなさんが観ているのはこれです。先日服部さんとポートランドを旅した折、SFOからPDXまで乗ったのがVirgin america。チェックインカウンター、そこで流れている音楽(私が行った時はモータウンサウンドだった)、機内備品をみてもこのエアラインは違うなと思わせるものがあり、創立者の冒険家であるリチャード・ブランソンの考えが忠実に反映されており、ブランドイメージが明確。
これをトークで紹介した服部さん、さすが!
店づくり、街づくりの参考に!

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ちなみに機内もこんなライティング。
CAに気を取られてはいけない(笑)


最近、街が気になる。地元が気になる。本屋のくせに街がどうのこうのとどうも本業をほったらかしてる奴だと思われているフシがあるが・・・。どうして本屋が街のことまで考えねばならないのか?店が街をつくる。たった一軒の小さな店でも街に影響を与える。むしろ大型店、チェーン店より個人店のほうが影響を与える。売上のことではない。刹那的ではなく、もっと長い目で街のことを考える必要がある。本屋をするということは街を考えること。本屋に限らず商売をする者がその街のことを考えるのは当り前。街に責任を持つということかな?責任重大。

目的と手段をよく取り違える。本を売るのが目的?扱ってるモノの素晴らしさを伝えるのが目的では?売ろう売ろうとだけ考えるのでは伝わらない。そう考えると本を貸すということで伝えられることもある。本屋と図書館との境目がなくなるのも当然か・・・。
私たちは『売る』を選んでいる。『売る』でないとできないことはなんなのか?

いろいろ勉強になり収穫もあった。
grafの、服部さんの素晴らしさは伝えられたのか?ちょっと心配。

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こんなに集まっていただいて、

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こんなに接していただいたら

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そしてこの人のこの笑顔なら
少しは伝わったような。

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山陰中央新報の方も参加してくださった。まちライブラリーでもつながれそうだ。

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私は松江入りの前に鳥取の窯元を視察。鳥取での宿はゲストハウスの『たみ』。『たみ』の三宅さんも出張先の小豆島からの帰りにわざわざ駆けつけてくれた。
『たみ』お勧めだ!鳥取行くなら『たみ』へ!


島根大学に友人が入学したので、学生時代に何度か訪れたことがあった松江。
私には結構思い出の詰まった街である。

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30年ぶりに訪れた『HOME SWEET HOME』。以前は違う場所にあった。

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『30年前に友人と来たことがあるんです。』と恐る恐る言うと『誰でも彼でも上げるわけじゃないけど・・・』と言いながら、眺めのいい2階へと案内して下さった、店主の高橋良さん。

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お酒までご馳走に。結局4時間近くいた。眺めはサイコーだし、居心地よすぎ。そして、私も、服部さんも、もう一名も、遠慮もなさ過ぎ〜^^;


松江に行ったら、『HOME SWEET HOME』!!


良さんお勧めの居酒屋が近いので、トークショー前に軽く・・・

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もろげという海老が美味。

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珍しがっていると、お店の方が『こんな海老』だと揚げる前のを見せてくれる。こんなところも個人店のいいところだ。

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宍道湖名産のシジミ汁もいただき、軽くのはずが少々重い目になり、トークショー会場着が予定より遅れることに。
西村さん、すいませんでした<(_ _)>



そして、出雲で吉川商店という書店を経営する吉川さんを巻き込み、居酒屋での打ち上げ。二次会は、これまた30年ぶりのBAR山小舎へ。

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30年前と違って今は息子さんの代に。

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やはりここではショートカクテルを。ギムレット。

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実はもう一軒、『HOME SWEET HOME』良さんお勧めのBARへ。

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川の存在が大きな松江。コンビニも少なく素晴らしい街。これからも個人店を大切にして欲しい。個人店に通うことは街づくりそのもの。

松江のみなさん、ホンマに感謝〜!


だらだら長いブログにお付き合いいただき、おおきに!




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