February 15, 2012

【BOOK】アメリカの消失 ハイウェイよ、再び

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ソロー、フィッツジェラルド、サリンジャー、ホッパー、オキーフ、スプリングスティーン、イーグルス……小説の数行、絵の断片、一フレーズの曲。一見バラバラに存在しているかに見えるものがアメリカの過去、現在、未来を紡ぎ出す。

米文学やジャズの研究で知られる著者が「ハイウェイ」を共通のキーワードとして、アメリカを辿った文化論です。



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ロード・ムービー「バニシングポイント」の主人公コワルスキーに始まり、米文学初期の巨人ホーソンや前述したジャズ・エイジの作家、文化人の足跡を頼りに、ハイウェイとアメリカの深遠な関係を浮かび上がらせます。

そしてもうひとりのコワルスキーとは・・・。

個人的に最近ついつい気になるのは現代アメリカ文学における移民や有色人種作家(プラセンシア、ジュノ・ディアス、ラッタウット、ハジン、イーユンリー、チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ、ディナウ・メンゲスツなど・・・面白いですよ!ぜひそっちも一読を!)なのですが、本書はそんな彼らが過ごすアメリカの土壌を知る解説としても有用なのではないでしょうか。ポスト・モダン好きにも読んで欲しい一冊。

彼らはなぜハイウェイをひたすら走り続けるのか?アメリカとは何なのか?

あったかいパイとコーヒーでも準備して、ゆっくりふむふむ読み耽ってみて下さい。

「アメリカの消失 ハイウェイよ、再び」
宮脇俊文(著)
水曜社
¥1,890税込
BF 海外文学 / アメリカ文学の棚

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