August 14, 2011
【BOOK】『BOOK THE KNIFE』という『本』をめぐる小さな雑誌

なかなか面白い雑誌?が入荷しました。
タイトルは『BOOK THE KNIFE』。
COWBOOKSの松浦弥太郎さん、numa booksの内沼晋太郎さん、恵文社の堀部篤史店長、ガケ書房の山下賢二さん、colomboの綿瀬貴泰さん等本にかかわる方たちが、本や本屋との出会い、その他本にまつわるあれこれを多数執筆しています。
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A0判(841×1189m)ですので広げると結構でかい!組み方が『BOOK THE KNIFE』になってます。



某L社編集女史を通じてのご依頼で、
実は私も誌面を汚しております。


心斎橋では1Fにおいてます。今日中に茶屋町にも並びます。
このでかさにもかかわらず価格は税込み525円。私以外は素晴らしい文章ばかりです。見本誌をご用意しておりますのでぜひお手に取ってみてください。
【粕谷さんからのメール】
たいへん、ごぶさたしています。被災地の方々の労苦は、いまだに続いていて心が痛みますが、皆様にはお変わりございませんでしょうか?天災は、忘れた頃にやってくる、とは寺田寅彦の言葉ですが、きっと、もうお忘れになっていたかもしれません。dog earとしてスタートした「本」をめぐる小雑誌ですが、二転してINUとなり、さらにBook The Knifeというふうに名を変えて、ようやくゼロ号発刊にいたりました。当初は、皆様に文章だけでなく本を撮った写真も添付して頂いていて、これを雑誌のスタイルで構成するという目論みでしたが、最後にたどりついたのは、表にはドイツのハンブルグ在住のAyako+Frankさんのボートハウス(現地では、house boatと呼ぶそうですが)の写真を、裏には全textを収載するというスタイルになりました。せっかく送って頂いた写真の数々を、使用しなかったことをご寛恕下さい。ゼロ号と銘打ったからには、1号、2号、と継続していかなければなりません。しかし、あまり杓子定規に構えるのはキュークツなので、ほんとうにやりたいことが湧き上がってきたときに刊行するということにしたいと思います。デザイナーの杉坂の言葉ですが「好きな音楽を演奏して、それをCDにしてというようなインディーズで」という気分です。わずか三人での手作りのリトル・マガジンですが、これからも皆様との縁をたいせつにしていきたいと願っております。早くに寄稿していただいたのに、すっかり遅くなってしまいましたこと、お詫び申し上げます。
Book The Knifeゼロ号についてですが、版形もA倍のポスターサイズ。これをA5サイズに折り畳み、帯を駆けたスタイルにいたしました。ゼロ号ということもあり、我々が今後発信するZINE Magazinの宣伝を兼ねたものにいたしました。その写真も添付いたしました。
面白い雑誌がどんどん消えていく中、ぜひこれからも出し続けていただきたい雑誌です。