March 21, 2011

【BLOGNOYOHAKU】どうして本屋は画一的な品揃えになるのか?画一的な品揃えではあかんのか?

≪スタンダードブックストアのあれこれ3≫

ず〜っと考えてきて最近やっぱりしっくりこないと思うモノに、様々なところで普及しているのでみなさんもご存じのPOSシステムがあります。スタンダードブックストアでもPOSレジを導入しております。書店ではもうほとんど当たり前になっているレジです。敢えてPOSレジと表現したのはPOSシステムというシステムを私がイマイチ理解できていないからです。弊社がPOSレジを導入したのは結構早くて1995年(平成7年)です。そう阪神・淡路大震災の年です。震災の翌日交通機関が麻痺する中POSレジのデモ機が壊れていないかとアベノから歩いて難波の事務所に急ぎました。その頃は導入している大型書店も少なくジュンク堂さん、紀伊國屋さんにいろいろ教えていただきました。うちの髙島屋店は売上が半端じゃなかったので8台の端末を使用することになり、この超大型2店舗でお伺いした話は貴重でした。肝心のどうしてPOSレジを導入したのかですが、それはお勘定場での客さばきのスピードアップ、要はお客様をレジで待たせないという事でした。
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POSレジ導入以前はお客様がレジに来られると『文芸書が1,500円、文庫が2×600円・・・』とレジスターの前にいる担当者に告げ、その担当者がレジキーを打っていました。当然一人が言い終わるまでは他の者は待っていなければなりません。うちで導入したPOSレジは1台のレジスターと4台のバーコードリーダーが繋がっていて、1人のレジスター担当者に対して4人接客可能です。バーコードを通すだけで、商品ジャンルも冊数も読みあげなくていいし、4人同時に接客できるのでかなりスピードアップできました。ちなみにレジスターは2台で最大8人が同時に接客可能。導入時には眦膕阿気鵑里エライさんが見に来られ感心してました。しかも売上数も現在庫もリアルタイムでわかるというと驚いてました。しかしweb等でPOSシステムの説明を見ますと、『お客さんを待たせずにすみますよ』と書いてるのはほとんどなさそうです。『いつ・どの商品が・どんな価格で・いくつ売れたか』を把握できる。だからそのデータを集計、分析し、売れ筋、死に筋を把握、すばやく補充したり不良在庫は値下げをする、または売場から外すことができる。さらに購入者の年齢層、性別がわかるので的確な品揃えも・・・。要は商品管理と顧客管理を徹底し効率的な経営ができるということらしいです。一見良さそうですが効率的というのはどういう事なんでしょう?効率的になったら何がいいのでしょう?誰が得するのでしょう?当然お客にとっていいものでなくてはなりません。本屋を見る限りそうはなっていないような気がします。POSを導入して品目ごとの売上は確かに把握できるようになりましたが、本当に頭の中に入っているのかは?です。以前毎日納品伝票、返品伝票から転記していた分厚い雑誌台帳なんかの方が余程良かったような気がします。転記作業がなくなったので人件費を削減できたといっても肝心の売場が良くならなければお客は喜ばないし、最終的にお店も喜ぶことはできません。販売データをちぎったスリップの半券を送るよりはPOSデータで送った方が早いので版元が重版予測を立てやすくなったのはいいことかもしれません(ちなみに私はこのスリップを見るのが売行きを把握するのに一番のツールだと今でも思っています。これをおろそかにする者は現実にあまりいい担当者ではありません)。版元は書店や取次からのデータを使って売行きに応じた自社の仕入推奨リストを作ります。本屋は日常の商品管理や品揃えに困るとこのリストを使って売行きランクの高い商品を発注します。これが本屋に入荷し売れると版元に売れたデータが送られこの本のランクはだいたい維持されるので、他の本屋もまたこの本を発注する。これが繰り返されているのではないかなと思うのです。売れてる本なので悪くないような気もしますが、自店に本当にあった商品かどうかはわかりません。厄介なことに自店に置いてる他の商品よりは売れるもんですからまた発注する。だからどこの本屋もおんなじような品揃えになってるのではないか?本屋ができてもおんなじような本屋なら顧客の選択肢が増えたことにならず、大型書店かエキナカの本屋に代表される超立地のいい本屋しか必要なくなってしまいます。客層にしたってスタンダードブックストアでもある程度把握していますが、20代の女性客が多いと言ったって20代の女性も様々ですし、顧客を性別、年齢だけで区別していいものかがそもそも怪しい。どうもPOSデータを活用できている本屋はほとんどないような気がします。本屋は毎日こちらの意思とは関係なく新刊の大量入荷があり(スタンダードブックストアでは止めてますが)、顧客のことを考える余裕がほとんどないので大変ですが、どこかでこれを見直さないと完全に見離されてしまうでしょう。本屋はふらっと入って何も買わずに店を出てもなんら気にならないこんなに気軽に利用できる敷居の低い店なのに、街になくてはならない存在なのに見離されるのはどうもおかしい。本来商売とは他人と違う事をし、社会貢献することだと思います。まあ大したことはできませんが、スタンダードブックストアはそんなことを考えながらやって行こうと思っています。私どもには電子書籍対策?を考える余裕はなく、まだまだ自店の店頭で改善せねばならないことが山積みです。その街になくてはならない店を目指して精進いたします。

ご参考までに
≪スタンダードブックストアのあれこれ1≫
≪スタンダードブックストアのあれこれ2≫

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