May 26, 2010

【BOOK】あらためて読み直そう、「青春」の1冊

images パリよ、俺だよ。私のカメラのファインダーの中の数千の顔、顔、顔はだんだんぼやけていって、そのファインダーは私の涙で濡れ放題になった・・・・
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「ちょっとピンぼけ」。何年前に読んだだろうか。二十歳の頃だったように思うが、記憶が定かではない。図書館だったのか、東大阪のヒバリヤ書店さんだったのか・・(10代の私はその頃ヒバリヤさんで手当たり次第に買っていた)

20世紀の戦火をくぐり、戦争の非道さをカメラで切り取り続けたカメラマン、ロバート・キャパ。この本は、1942年から45年のヨーロッパ戦線を取材し、あるときは恋を、あるときは死を語った彼の手になる手記である。

ただ、本書から一番大きく、はげしく伝わってくるのは、ジャーナリスト、報道カメラマンとしてのキャパではなく(もちろん、カメラマンとしての業績はすばらしいにだが)、彼の生きることを喜び、楽しむ姿勢、また、彼に魅せられ、彼を愛した多くの、有名な、無名な男たち、女たちの姿である。

冒頭に作家であるスタインベックの序文が掲載されている。

「キャパの影響は、必ずや、彼と共に仕事をした人々の中に残るであろう。そして、人々はキャパの、或るものを、一生忘れないであろうし、きっと、次の時代の人々に、そのものを、伝えるにちがいない。  キャパが、もはや、いない、とは考えられないことだ。私には、まだ、その死が信じられない。私は、今、キャパが遺していった無限のものに、感謝する心でいっぱいである」 1956年 9月22日 ニューヨーク

また、最後には川添浩史氏の「亡き友、キャパ」と題されたキャパに贈る言葉が掲載さえている。キャパがいかに皆に愛され、その死が皆に悲しみを与えたがよくわかる。二十歳の頃のわたしはこの本のどこに惹かれたのであろうか。世界を飛び回るその自由さか、その懐の大きいキャパのキャラクターにか。いずれにせよこの本が私に与えた影響はいまも私のどこかに残っているようである。

キャパが亡くなって、この5月で56年。争いは今なお、絶えることがない。キャパの子供たちが今日も世界を切り取っている。

「ちょっとピンぼけ」 ロバート・キャパ 文春文庫 ¥580

この本と「ハーレムの熱い日々」 吉田ルイ子 講談社文庫
が私が今も愛する「青春の」1冊である。

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