September 20, 2009

【DVD】命を懸けたONE MAN WAR

greatdictator7 以前、ご紹介した20世紀最大の喜劇人のひとり、チャールズ・チャップリンDVDシリーズ。一番売れているのはなんと「独裁者」でした。お客様の慧眼に拍手。

 「モダン・タイムス」(1936)はそれまで培ったすべてを注ぎ込んで作り上げたまさに最高作であった。これで彼は引退することを考えていたようだが、ヨーロッパに吹き荒れた「嵐」がそれを許さなかった、と言えるかも知れない。

 というのは当時ヒトラー率いるナチスが隣国に侵攻し、ユダヤ人を虐殺し、ヨーロッパが戦火にみまわれ、フランスやイギリスなどは大きな恐怖に包まれた。それに映画を使って異議をとなえ、真っ向から立ち向かったのが、引退を考えていたチャップリンであった。

 チャップリン扮する架空の国、トメニアの独裁者。総統に瓜二つであるユダヤ人の床屋。彼がこの二役を演じている。ナチスによる虐殺が始まり、床屋の暮らす街にも不穏な空気が。しかしそっくりであったため、なんと総統に間違われ、トメニア国のトップを演じるはめに。(まわりは誰も気づかない)まさに抱腹絶倒の爆笑作である。

 ラスト、総統に間違われた床屋は、全世界へ向けたラジオ放送で演説するはめに。そこで床屋が行った演説とは・・・
 まさに涙・・・である。これが引退を決意した彼が全世界に言いたかったことである。それまでは無声映画を作っていた彼がトーキー(セリフ入り)にした理由がこれである。全世界に向けた伝説の演説のあと、床屋はひそかに恋していた同じユダヤ人の恋人にむけ、話すのである。これにも涙・・・

 その恋人の名が実は極貧のなか、精神病院で死んだチャップリンの母の名前である。

 この映画はチャップリンが命を懸け作り上げた(当時彼のいたイギリス本土へのドイツ軍の侵攻が確実視されていた)独裁者への挑戦状、宣戦布告、である。これがこの映画がチャップリンのONE MAN WAR といわれるゆえんである。

 のち、アメリカへ身の危険を感じて渡るが次回作「殺人狂時代」で戦争そのものを痛烈に批判したためアメリカから「アカ」のレッテルを貼られ、アメリカを去らねばならなくなる。なんと皮肉なことか。



090917_2138~02 

「独裁者」DVDがなんと
税込み¥500 (パブリックドメインのため)

 製作・監督・脚本・主演 チャールズ・チャップリン
 モノクロ 1940年製作 124min 日本語字幕

チャップリンは1889年4月生まれ
ヒトラーも  1889年4月生まれである。  BY S
 

 

standardbookstore at 19:33│Comments (0)clip!DVD 
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