August 22, 2009

【BOOK】PhotoGRAPHICA最新号 特集『森山大道』

PhotoGRAPHICA現代写真の最前線情報を紹介するハイセンス写真誌『PhotoGRAPHICA』の最新号は、日本を代表する写真家のひとり「森山大道」特集です。まず表紙がカッコ良過ぎなんですけど、中身も凄い。森山さんから始まって、金村修さん、ホンマタカシさん、小山泰介さん、塩田正幸さん…と、めっちゃ豪華!

『PhotoGRAPHICA vol.16 2009 Autumn』
出版社:インプレスコミュニケーションズ 1,890円 (税込)

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『森山大道 Daido Digital』と題された特集ページでは、デジカメで撮影した撮り下ろし写真を90ページにもわたって掲載。

4枚のSDカードに入った約1,200カットの写真の中から、ADの中島英樹さんや編集者さんらが「ああでもないこうでもない」と選んだ写真を森山さんに見せては、またそこから足したり引いたりってな事を繰り返して、今回のページ構成を決めたのだとか。ハッキリ言って、ヘタな写真集を買うより全然良いです。「雑誌」だからって『PhotoGRAPHICA』をナメてちゃ痛い目みますよ。ところで、この構成にはドラマティックなストーリーや何か意味合いみたいのがあるのでしょうか?まぁ、あったところで僕みたいな素人には分からないですけど。

今回の写真は、すべて初公開のオールカラー作品。つまり新作をひとり占め。
【森山大道=モノクロ】ってイメージが強いだけに「カラーってどうなの?」って思われる方も多いでしょうが、まぁとにかく見てください。モノクロだろうがカラーだろうが、アナログだろうがデジタルだろうが、森山さんが撮影した作品には違いない。

しかも、ココでしか見れない写真ばかり。森山さんのぺースを考えても、ここに掲載したものを使い回す事はほぼナイと思います、たぶん。ここら辺の事はインタビューでも話されてますので、じっくり読んでください。

そして、人気の写真家らが登場する後半のページもお見逃しなく!…ついでの様に書いてしまいましたが、メインになってもおかしくない写真家さんばかりです。

『PhotoGRAPHICA』は、1階・店内奥の【写真集コーナー】にて展開中。バックナンバーも僅かに在庫あります。また、当店では森山さんの作品集や書籍を常にプッシュしてます。限定写真集や、自費出版モノなど。文庫本『犬の記憶』『犬の記憶-終章-』オススメです。


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